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Macで打ち間違えた文字は「英数」「かな」キーの2回押しで逆回転!|Mac

2013年09月08日 18時30分更新

 みなさん、こんばんは。MacPeople編集部・編集長の吉田でございます。今回はMacのJISキーボードに備わっている便利な逆回転機能を紹介します。

 現在、Macを買うとキーボードの配列は自動的にJISになります。古くからのMacユーザーはUS配列のキーボードを好む傾向が強く、私も数年前まではUSキーボード派でした。

MacBasic

 US配列の場合は、スペースキーの両脇が「command」キーになります。

MacBasic
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 JIS配列の場合は、スペースキーの両脇が「英数」「かな」キーになります。どうしてJIS配列に乗り換えたのかといえば、この「かな」「英数」キーがあったからです。「かな」を押すとローマ字/かな入力、「英数」を押すと半角英数入力モードに切り替わります。

 US配列の場合でも「command」+スペースキーで入力スクリプトを切り替えられるのですが、こちらはトグル式なのでローマ字/カナ入力時に「command」+スペースキーを押すと半角英数入力モードになり、もう一度「command」+スペースキーを押すとローマ字/カナ入力に戻ります。JIS配列なら、直前の入力モードはどちらであっても、「かな」を押せば必ずローマ字/カナ入力に、「英数」キーを押せば必ず半角英数入力になるのです。

 とはいえ、US配列を10年以上使い続けてきたので、これだけの違いならキー配列が微妙に異なるJIS配列へは乗り換えなかっでしょう。もうJISでいいやと思ったのは、「かな」「英数」キーの2回押しによる逆回転機能が搭載されたからです。

MacBasic
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 この機能を使えば、半角英数を打ち込むつもりが間違えてローマ字/カナモードで入力してしまった場合に、ローマ字/カナモードをなかったことにしてくれます。具体的には、「youtube」と入力したいときにローマ字/カナモードで打ち込むと「ようつべ」になりますよね。Macのキーボードではこの「ようつべ」を「英数」キーの2回押しで「youtube」に変換してくれるのです。もちろん逆もオッケーで「appuru」と打ち込んで「かな」キーを2回押すと「あっぷる」に変換してくれます。

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 ちなみに、US配列はキートップの刻印が英字だけのシンプルなデザインを気に入っていましたので、現在使っているキーボードはカナ刻印がない『Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac』です。

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(2013年9月8日17時20分追記)表記ミスを修正しました。

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