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日本一の保護フィルム王にiPad用を貼ってもらったが、たいしたことなかった。

2013年09月09日 14時00分更新

 ミヤビックスと言えば、ガジェット向け保護フィルムをつくり続けて14年にもなる老舗中の老舗。京都におるはずの同社M谷社長がナゼか飯田橋近辺をウロウロしてたので、編集部に拉致してiPadに同社のフィルムを貼らせてみたの。なにせ週アスPLUSといえばこんなまとめ記事までつくるほどの保護フィルム大好きサイトですからねっ。貼り方テクに関してはアックン・オッペンハイマーも相当自信あります。日本一の保護フィルム王といつか対決願いたいと思っておりました。

ミヤビックスM谷社長
MIYAVIX
↑保護フィルムをつくり続けて14年。その間、私生活にもさまざまな変化があったそうですが、それはまた別のお話。イケメンなのに顔出しNGなんですって。抱いたオンナと貼ったフィルムの数は日本一やと豪語なさるので、その腕前を確かめさせていただきました。後者のほうですよ。

──では、さっそくお願いします。

M谷 なんですか急に、めんどくさいなぁ、もう……。貼り方のキホンは、まぁ週アスさんが推奨する方法と一緒ですよ。iPadは大きいのでちょっとタイヘンですが。見ててくださいね。あ、顔は絶対に写さないでくださいね!

──わかりました。お約束します。

M谷 まず、フィルムの大きさを確認します。弊社のフィルムはサイズがギッチギチに合わせてありますので、貼る難度は少々高めですが、そこもこだわりです。

貼る前に合わせてみる
MIYAVIX
↑まず、台紙のまま合わせてみます。液晶の中央にピッタリと貼るわけですが、スマホほどカンタンにはいきません。画面の大きいiPadの場合、ホームボタンとフロントカメラ周りをガイドにするのがオススメ。これが抜きの円の中央にくるように合わせたとき、どのくらいの遊びがあるかを感覚で覚えておくといいです。
画面を拭いたら一気に貼る
MIYAVIX
↑粘着面が空気にさらされる時間が増すほど、ホコリを吸着してしまいますから、とにかくスピード重視です。先ほど確認した上下のガイドに合わせて、空気の混入などは気にせずに貼ってください。
セロテープを丸める
MIYAVIX
↑粘着質を外側にして、テープを丸めます。粘着が強すぎると、保護フィルムのほうの粘着質を剥いでしまう危険性がありますので、何度かペタペタと指の腹をくっつけて粘着力を弱めておくといいです。

──通称ペタペタ用テープですな。

M谷 はい、多少のホコリはどうしても入ってしまうと思うので、丸めたテープであとから除去するんですね。空気の混入はまだ気にしません。まずは位置合わせ→ホコリ除去です。

端をめくります
MIYAVIX
↑ホコリのある一番近い端にテープをつけて持ち上げ、ホコリのある場所までめくっていきます。
ホコリを除去
MIYAVIX
↑混入したホコリを先ほど丸めたテープでペタペタと除去します。液晶側に汚れがある場合は、メガネクリーナーなどで拭くようにしましょう。
空気を追い出します
MIYAVIX
↑ホコリをすべて除去したら、空気を追いやります。柔らかい布などで内側から外側へ追いやるように拭いていけば、弊社のフィルムでしたらカンタンに抜けていきますよ。
画面を拭いて完成
MIYAVIX
↑最後、テープの糊などの跡をキレイに拭き取ります。ほら、何も貼っていないみたい。

──いやー、鮮やかでした。さすがっ……おや? しゃ、社長……あ、あのー。

ゴミが……!?
MIYAVIX
↑社長、残ってますって。小さなゴミが……。
ホラ、よく見て!
MIYAVIX
↑社長! 気になりますって。

M谷 空気が残らない程度ならシリコンが吸収してるんで大丈夫ですって、電源入れたらまったく見えなくなるし。もう神経質だなぁ。あのねぇ、神経質なオトコってモテませんよ?

──いや、でもここはカンペキにお願いします。

M谷 カンペキ目指すなら最初からこんなホコリっぽいところで作業させないでくださいよっ! ペタペタ延々と繰り返すだけですって、勘弁してください。帰りたいなぁ、もう。ところでイトーさん、いないんですか? 艦これトークしたかったんだけど……。

──じゃあ私が自分でやるからいいです。ペタペタ用テープ、私は太くつくるんですよ。そう、私の……ように。

丸めるテープに違いあり
MIYAVIX
↑左がM谷社長が用意したペタペタ用テープで、右がメディア王が用意したもの。この違いは、そのままオトコとしての器量の大小を表わしているように思えてならない。
みるみるホコリが取れていく
MIYAVIX
↑ペタペタの回数が減れば、空気にさらされる時間も減るので、ホコリの再混入を防げます。もう天才としか言いようがない。さすがメディア王。
今度こそカンペキ
MIYAVIX
↑どうだ!

──大画面の端末は、この極太ペタペタテープで場所も構わず成功してますよ。

M谷 まーたまた、どれどれ、どーせ……ほ、ホンマや……!

微塵の混入をも許さなかった
MIYAVIX
↑悔しがるM谷社長。とうとう顕微鏡まで持ち出したが、1ミクロンのホコリすら発見することはできなかった。

──ふっ、勝った……。

 いじょ。しかし、社長の人格はさておきビザビのフィルムは相変わらずホント素晴らしいクオリティー。貼ってあることすらわからぬほどです。サイズがきつめなため貼る難度は高め、価格も少々高めではありますが、この方法でなら必ずキレイに貼れますし、長く使えますので。ダマされたと思って、ぜひ試してみてください。

某社の保護フィルム
MIYAVIX
↑全体にざらついた感じ。せっかくのRetiaの高精細な感じが損なわれてしまっている。
ビザビの保護フィルム
MIYAVIX
↑まるで何も貼っていないかのよう。光沢タイプでも指紋が付きにくく、指の滑りもいい。

●関連サイト

ビザビ(ミヤビックス)

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