LGエレクトロニクスは9月5日(現地時間)、IFA2013の同社ブースで新型タブレット『LG G Pad 8.3(関連記事)』の発表イベントを開催しました。
LGから久しぶりのタブレットが登場 |
同社からのタブレットは2011年2月に発表された『Optimus Pad』以来、約2年半ぶりの登場となります。
8.3インチのフルHD(実際はWUXGA)ディスプレイを搭載 |
『LG G Pad 8.3』は名前の通り、ディスプレイサイズは8.3インチ。解像度は1920x1080ピクセルのフルHD(実際にはWUXGA)液晶となります。同じ8インチ前後のディスプレイを搭載する他社品にはまだフルHD(実際にはWUXGA)液晶のものはなく、本製品が最も解像度の高い製品になるとのこと。
1.7GHzクアッドコアで爆速 |
OSはAndroid 4.2.2 (Jelly Bean)。SoCにはクアルコムのSnapdragon600を採用。CPUはクアッドコア1.7GHzで、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB、マイクロSDカードスロットも搭載しています。通信方式はHSPA及びWi-Fi(802.11 a/b/g/n)に対応。
片手で持てるスリムなボディー |
本体サイズは幅126.5×厚さ8.3×高さ216.8ミリ、重量は338g。8.3インチながらも横幅は狭く、スマホのように片手で握って持つことが出来ます。これは『LG G Pad 8.3』の開発コンセプトのひとつがポータビリティー、すなわちタブレットでありながらも片手で保持できるサイズを目指したから。ディスプレイのアスペクト比も16:10とワイドになっています。
大容量バッテリーで長時間の利用も安心 |
バッテリーは大型のものを搭載、4600mAhと大容量です。これだけのバッテリーを搭載しながらも、本体重量はわずか338グラム。これは新聞と雑誌の中間くらいの重さとのことで、まるで紙の雑誌を持っているような感覚で電子書籍を利用できるだろうとのことです。
マルチタスク環境も充実 |
フルHD8.3インチの広い画面を活かせるマルチタスク環境も充実しています。『LG G2』にも採用されたSlide Asideは3本指で画面をスワイプすることで、直前利用の3つのアプリを即座に呼び出しが可能になる。またQSlide機能は3つのアプリを同時に表示でき、他にも指先タップだけでスリープから復帰するKnokONなど便利な機能も搭載している。
複数端末間での連携も可能 |
複数の端末を接続できるQpair機能は実用性が高そうです。たとえばタブレットとスマホを接続しておくと、スマホに着信があればタブレット側にも着信表示がされます。またスマホに入れたSIMでテザリングを行いたい際にも、タブレット側からスマホのテザリング機能をONにすることもできるのです。
LG G Pad 8.3の4つの特徴 |
高精細なディスプレイ、片手でも持てるサイズ、快適なマルチタスク環境、そして端末どうしを接続しての連携。この4つが今回発表された『LG G Pad 8.3』の4つの大きな特徴になります。
日本での発売は? |
展示品には日本語ロケールも標準搭載されていました。高いスペックと優れたデザイン、そして何よりも方手持ちが可能な『LG G Pad 8.3』。日本の消費者にも十分受け入れられるだけの要素を備えています。日本での発売をぜひ期待したいと思います。
●関連サイト
LGエレクトロニクス(グローバル)
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