ベルリンで開催中のIFA 2013のLGエレクトロニクスブースで、発表されたばかりの新型タブレット『LG G Pad 8.3』を触ってきました。
↑広大なLGブースの約1/3を使って、LG G PAD 8.3とLG G2をアピール。
LG G Pad 8.3は8.3インチ(1920×1200ドット)のディスプレーを採用したタブレット。同社はスマホのハイエンドモデルのブランド名を“G”に変更しましたが、このタブレットにもこのブランドが使われています。
↑本体カラーはホワイトとブラックの2色。
↑8.3インチディスプレーですが、アスペクト比が16:10なのと狭額縁なので、片手でギリギリつかんで持てるサイズ。
↑背面はアルミ素材を採用。エンボス加工などはされていないのでツルツルしています。
↑厚さは8.3ミリで、縁の部分は角を落としたデザインを採用しているので持ちやすいです。
LG G Pad 8.3にはLG G2にも採用されている、画面を2回タップしてスリープ状態をコントロールする“KnockON”に対応。片手もちで手軽に操作できるがポイントです。また3本指でスワイプすることで、使用しているアプリを切り替えられる“Slide Aside”も登載しています。
↑三本指で左へスワイプすると、そのアプリがバックグラウンドで待機。逆に写真のように右へスワイプすると、待機している3本のアプリが並びタップしてアプリを切り替えられる。
↑LG G2とBluetoothで連携して着信などを管理できる“G Pair”も登載。
↑ステレオスピーカーは背面右側に配置されています。
CPUはSnapdragon 600(1.7GHz、クアッドコア)を採用。4Kの動画撮影やドルビーサラウンドといったSnapdragon 800による機能はありませんが、動作はキビキビとしていて、ストレスなく使える印象です。
展示してあった端末はすべてWiFiモデルで、3G版の発売は未定。発売時期は今秋で価格などは未定で、日本での展開も考えているそうで、現在はキャリアと交渉中とのことです。
LG G Pad 8.3主なスペック
CPU:Snapdragon 600(1.7GHz、クアッドコア)
ディスプレー:8.3インチ(1920×1200ドット、273 ppi)
メモリー:16GB(eMMC)
RAM:2GB(LPDDR2)
カメラ:メイン500万画素、フロント130万画素
バッテリー:4600mAh
サイズ:約126.5(W)×8.3(D)×216.8(H)mm
重量:338g
そのほかスマホの最新モデル『LG G2』も同社のフラッグシップ機として、ワールドワイドで展開していくモデルらしく、大きなスペースを使ってアピールしていました。
LG G2をベースにしたモデルは、日本でも複数のキャリアから発売されることが予測されています。とはいえ、LGのハイエンドモデルは日本向けに大きくカスタマイズした独自仕様を採用するケースが多いので、詳しくは日本モデルの発表を待ちたいところです。
↑5.2インチのディスプレーながら、狭額縁の採用で幅70.9ミリ。男性なら余裕で持てるサイズです。
↑LG G2は電源や音量ボタンを本体背面のカメラレンズ下に配置。
↑アクセサリーとして、大型液晶スマホでは定番となりつつある小窓付きフリップカバーを展示していました。
↑AV機器関連で目についたのが、77インチの4K対応湾曲有機ELテレビ。参考出展のため発売時期など詳細は不明です。
●関連サイト
LGエレクトロニクス(グローバル)
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