IFAのプレスカンファレンスで発表された『Xperia Z1』(関連記事)。高性能カメラと豊富な撮影機能が最大の特徴です。
性能をおさらいすると、センサーは2070万画素の“Exmor RS for mobile”、レンズはF値2.0で広角27mm相当の“Gレンズ”、信号処理エンジンは“BIONZ for mobile”など、ソニーの技術を余すところなく採用しています。
それでは取材班から届いた画像をもとに、カメラまわりのUIをみていきましょう。
起動後はこちら。Xperia Aなど既存のものに比べると、シャッターボタンが円形に。各種設定は左下に寄せられ、モードの切り替えは右下の歯車のようなアイコンで行ないます。
歯車のアイコンをタップすると、現在利用できる各機能が一覧で表示されます。デフォルトではおなじみの“プレミアムおまかせオート”です。
各種設定画面も変更されており、画面左寄りに大きく表示されるようになりました。また、静止画向け、動画向け、そのほかの設定でタブになっています。
続いて、各撮影機能をみていきましょう。
“Social live”
Social liveを起動すると、Facebookへのログインが求められます。
ログイン後、すぐに配信を開始できますが、画面左上から公開設定やアカウントステータス変更が可能。ステータスをプレミアム(有料)にすると、配信できる映像の画質が向上します。
配信中は、コメントや“いいね!”、閲覧者数をリアルタイムで表示できます。
配信終了後、アーカイブは端末内および専用サイト上にアップされます。Facebookの友だちと気軽にイベントの様子などを共有できるのは楽しそうです。
“Timeshift brust”
シャッターを切るだけで、その前後1秒間を30枚ずつ、切った瞬間の1枚、計61枚が保存されます。撮った写真は画面右側におうぎのように表示され、なぞるように選択するのが気持ちいいです。
また、端末内には61枚すべての画像が保存されるので、アルバムアプリの時計アイコンから再選択することも可能でした。
“Info-eye”
モード切り替え後、写真をそのまま撮影。ランドマークや文字、本などを自動で認識してネット上で検索してくれます。
文字を認識した場合、自動的にGoogle検索の結果を表示してくれて、各サイトへ直接アクセスできます。誤認識があった場合など、フィードバックも可能。
“AR effect”
リアルタイムにAR(仮想現実)的な効果をつけつつ写真を撮影できます。標準では7つの効果が用意されています。
効果を“ダイビング”にしてドロイド君を写したところ。水の中のような効果が反映されましたが、うまく認識せず魚は出てきませんでした。
もしやと思い、モードを“ファンキーディスコ”にして顔(都合により写真)を写したところ、うまく認識。どの機能もやはり“人の顔”の認識が重要のようです。
ほかにも、今までと同じパノラマ撮影やさまざまな特殊効果がつく“ピクチャーエフェクト”などはきちんと備えていました。
また、今回の新機能に直接アクセスできる専用ウィジェットも発見。Facebookの生中継機能もあり、これ1台でカメラのことなら標準で何でもできる!と言ってよさそうです。
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