科学とは時代とともに進歩し、人々の生活を豊かにしてくれるものです。そして、いまだ解明されていない多くの謎も、いつか科学が解き明かしてくれるかもしれません。今回は、週アスPLUSに掲載した科学や技術にまつわる記事をまとめてみました。この週末にいかがでしょうか。
HI-SEASレシピで宇宙食”火星めし”をつくってみた
撮影:Dr. Sian Proctor |
人間が生きていくうえで欠かせないもののひとつに食事がある。宇宙での食事は単なる栄養補給以外に、リフレッシュやコミュニケーションも担う大切な役割があるが、調理済み食品を長期間食べ続けていると、"食事疲れ"と呼ばれる状態に陥り、精神的な疲れから食欲が落ちて好きな食品も食べられなくなることがあるようだ。片道最低1年かかる火星での長期ミッションの最中に、栄養失調になったら……?
特別展『深海』で本物のダイオウイカとしんかい6500に度肝を抜かれよう
人類に残されたフロンティアこと深海の世界に迫る特別展『深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-』が、東京・上野にある国立科学博物館で開催中です(~2013年10月6日まで)。
先日のニコ生中継で約30万人が熱狂した有人潜水調査船『しんかい6500』の実物大模型展示や、約380点の深海生物標本を展示した“深海生物図鑑”コーナー、NHKで放送され世界中で話題となった“ダイオウイカ”の深海での映像を大迫力シアターで体験できる“深海シアター”、日本近海で採取されたダイオウイカの全身展示(標本)など、あらゆる角度で深海の謎に迫っちゃう要注目の特別展なのです。
ロボット宇宙飛行士『KIROBO』が8月4日に宇宙へ!
↑こちらが地上で広報活動などを担当する『MIRATA(ミラタ)』。頭部がシルバー。 |
KIBO ROBOT PROJECTは、今夏から国際宇宙ステーションに滞在するヒト型コミュニケーションロボットの共同研究プロジェクト。JAXAの協力のもと、電通、東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)、ロボ・ガレージ(“エボルタ”ロボットなどを手がけたロボットクリエイター、高橋智隆氏の会社)、トヨタ自動車と、そうそうたる企業が参加している。
2023年火星移住計画“MarsOne”は夢の話だろうか
10年後の2023年の人類火星移住を目指して宇宙飛行士募集を発表した民間火星入植プロジェクト『マーズワン(MarsOne)』が、2013年1月8日、いよいよ本格的に動き出した。現時点で想定60億ドルというコストは、オリンピックのようにプロセスを放送するライセンス収入や寄付などで集めるという。
まずは、野心的ともいえるこの計画の、2025年までのロードマップを紹介しよう。
地上の基地局が全滅してもケータイがつながるSTICS構想って?
ソフトバンクは総務省から衛星携帯電話の無線局免許を取得し、“スラヤ衛星携帯電話サービス”を2月下旬以降にスタートさせると発表した。格安のため、グッと身近になると予想される衛星携帯電話だが、現状の日本では、衛星に接続する端末と一般的な地上の基地局に接続する端末は、結局のところ別々に所持する必要がある。
あの宇宙作戦はどこまでリアルなのか? ヱヴァ:Q冒頭作戦を佐原准教授に聞く
アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の冒頭では、宇宙を舞台に、とある作戦が展開される。
スピード感と重量感にあふれ、観客を惹き込む宇宙のシーン。そこには、ある宇宙工学の現役研究者が裏付けと重みを添えている。エンディングロールに“宇宙考証協力”としてクレジットされているのは、はやぶさのイオンエンジンと同じ、電気推進の研究によって学位を取得し、現在は人工衛星を始めとする宇宙システムを専門とする、首都大学東京システムデザイン学部航空宇宙システム工学 佐原宏典准教授。すでに研究室サイトにて、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 冒頭6分38秒 宇宙考証の解説』と題する記事を掲載している佐原准教授に、あらためて作品が追及した“宇宙のリアル”について聞いてみた。
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