2013年07月10日15時00分

特別展『深海』で本物のダイオウイカとしんかい6500に度肝を抜かれよう

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • Pocket

 人類に残されたフロンティアこと深海の世界に迫る特別展『深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-』が、東京・上野にある国立科学博物館で開催中です(~2013年10月6日まで)。

 先日のニコ生中継で約30万人が熱狂した有人潜水調査船『しんかい6500』の実物大模型展示や、約380点の深海生物標本を展示した“深海生物図鑑”コーナー、NHKで放送され世界中で話題となった“ダイオウイカ”の深海での映像を大迫力シアターで体験できる“深海シアター”、日本近海で採取されたダイオウイカの全身展示(標本)など、あらゆる角度で深海の謎に迫っちゃう要注目の特別展なのです。

深海特別展

↑世界トップクラスの技術を誇る日本の深海調査技術解説を読みながら眺める有人潜水調査船『しんかい6500』の実物大模型。全長約9メートルで、最大潜行深度はその名の通り6500メートル。

深海特別展 深海特別展 深海特別展

↑調査船も近くで眺めることが可能です。6500は研究者1名、パイロット2名の3人乗り。耐圧殻内部も近くでチェックできるほか、ハッチの体験コーナーもありました。

深海特別展

↑深海でサンプルを吸引するマニピュレーター。後半の展示には、ニコ生中継で観られたチムニーの解説模型や、吸い取ったエビの標本もありますよ。余談ですが、世界一深く潜れる船は、タイタニック号も自分で潜って撮ってきちゃった(というか潜りたい一心で映画を撮ろうと考えた)ジェームズ・キャメロン監督の『ディープ・シー・チャレンジャー』号とのこと。

深海特別展 深海特別展

↑母船よこすかの模型も展示。母船とは普段、音波を使った水中電話と、画像伝送装置で通信します。

深海特別展 深海特別展 深海特別展

↑会場には“かいよう”、“まつしな”、“かいれい”など、あらゆる調査船模型が展示されているので、そちらも是非チェックを。第2会場には調査船“ちきゅう”もありました。

深海特別展

↑深海生物図鑑コーナーでは、さまざまな標本がお出迎え。

深海特別展

↑訪れる人を出迎える、水族館などでおなじみのタカアシガニ(右)と、怪獣顔のムツエラエイ(左)。

深海特別展 深海特別展
深海特別展

↑貝や魚、イカ、エビなど深海の生物標本がこれでもかと集結しており、とにかくその物量と特徴的なフォルムに圧倒されます。

深海特別展

↑続く“深海への適応”コーナーでは、特別展の顔ともいえる触腕まで含めると約5メートルの巨大なダイオウイカ標本! ダイオウイカは水深650~900メートルに生息していて、大きなもので全長18メートルにもなる世界最大級の無脊椎動物。

深海特別展

↑囚われた宇宙人にしか見えないけど、れっきとした地球内生命体のダイオウイカ(本物)!

深海特別展

↑そしてそんなダイオウイカを1000メートル近く潜って捕食する巨大なマッコウクジラの頭部模型が、見下ろすように展示されています。

深海特別展

↑反対側は頭部の内部を解説(骨部分は実物)。マッコウクジラの頭はほとんど脂肪組織で、鼻道を通じて音波をコントロールし、会話するのではないか、と考えられているそう。

深海特別展

↑こちらは9500万年前(白亜紀の後期)から現在もカタチをほとんど変えず深海で生息しているサメ『ラブカ』や、『オウムガイ』など、“生きた化石”の標本も。

深海特別展

↑“深海シアター”では2012年夏、人類で初めて深海でのダイオウイカ撮影に成功したNHKと国立科学博物館 窪寺恒己博士(本展の監修者のひとりでもある)との一大プロジェクトを巨大スクリーンで視聴できます。

深海特別展 深海特別展

↑深海用に改良された超高感度カメラと、深海クラゲの発光を模したボールも展示。

深海特別展

↑第2会場では、“深海キッチン”と題して知らずに食べている身近な深海魚を紹介。知ってました? この『キングクリップ』、白身魚のバター焼きの正体だそうで!

深海特別展 深海特別展

↑左の『ニュージーランドヘイク』はみんな大好きのり弁の魚フライ、右の『マダラ』は鍋によく入るタラの切り身前のお姿です。ほかにもたくさん紹介されているので是非、会場で衝撃を受けるといいと思いました。

深海特別展

↑お土産コーナーにはありとあらゆるサイズのダイオウイカが! 一番上は6メートルサイズの実寸大ぬいぐるみで、価格は20万円。その下は348センチの受注生産品で3万1500円でした。抱き枕がわりに抱くと、捕食されているような気分で眠ることができるでしょう。というかこんなイカまみれのぬいぐるみコーナーは、日本中でここだけでしょう。

深海特別展 深海特別展

↑海洋堂の精密ポリストーンフィギュアも2500円で会場先行販売。タカラトミーアーツのスマホケースももちろんダイオウイカがプリントされています(各2100円)。

深海特別展

↑イカだけじゃなくて、ダイオウグソクムシ(630円)ほか、さまざまな深海生物のぬいぐるみが、たんまりと盛られている光景もグッとくるものがあります。

深海特別展

↑というわけで、ダイオウイカイカスミラスク(上/1260円)、しんかい6500学習帳(左/420円)、ツバメノート×しんかい6500コラボモデル(中央左/315円)、アイシングクッキー(中央右/600円)、しんかい6500マグネット(左下/600円)、カプセルQミュージアム“イカコレ!~イカストラップコレクション”深海スペシャル(右下/1回300円)を気づいたら買ってしまっていた私です。

 会場にはたくさんのグッズが用意されているので、みなさんもきっと小脇にイカを抱えて帰ることになるでしょう! 是非、今年の夏は深海の不思議に触れてみてください。

特別展『深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-』
2013年7月6日~10月6日
国立科学博物館(東京・上野公園)
入場料 一般・大学生1500円
小・中・高校生600円
午前9時~午後5時
※8月10日~8月18日は夏休み特別開館延長で午前9時~午後6時まで、8月16日は午後8時まで
(入館は閉館時間の30分前)
(休館日 7/16、9/2、9、17、24、30)

【7月16日修正】ラブカの説明に誤りがありました。出現時期について、正しくは9500万年前となります。お詫びして訂正いたします。

■関連サイト
特別展「深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」
特別展「深海」グッズ

関連記事

あわせて読みたい

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

アクセスランキング

Like Ranking