「テキストエディット」ではなく「メモ」を使う理由
OS Xには標準のテキストエディターとして「テキストエディット」が付属しています。テキストエディットは簡易ワープロ並みの機能を備えており、文書作成に使っている人も多いでしょう。しかし、凝ったレイアウトの文書やプレゼン資料を作成するのでなければ、「メモ」アプリを使ったほうが便利です。理由は下記の通り。
(1)iCloudでほかのMacやiOSデバイスと自動同期できる
(2)保存作業が不要
(3)箇条書きリストを作成できる
(4)画像も貼り付けられる
(2)〜(4)はテキストエディットでも可能です。というより、テキストエディットのほうがより高度なことができます。それを補って余りあるのが(1)のiCloudを介したデータ同期機能。Mac同士であればテキストエディットでも同期できますが、iOSデバイスとシームレスに同期できる点が「メモ」の強み。
つまり、MacでもiOSでも、何も考えずに「メモ」アプリで入力するだけでいいんです。ネットにさえつながっていれば、同じApple IDでサインインしているMacやiOSデバイスで同じ内容を入力や閲覧できます。ただし、iOSデバイス側では画像の表示やフォントの設定などはできないので、テキストオンリーの情報入力で威力を発揮します。
リスト機能で箇条書きも簡単
特に「リスト」の使い方を覚えておくと便利です。「フォーマット」メニューの「リスト」でいずれかの形式を選べば、自動的に箇条書きモードになり、改行するごとに行の先頭にマークが付きます。ただし、リストを作成できるのはMac側のみです。
通常の入力に戻したい時は、「フォーマット」→「インデント」→「減らす」を選べばOK。逆に「増やす」を選ぶと、入れ子状の箇条書きリストを作成できます。
なお、MacとiOSデバイスのiCloud設定で「メモ」の同期をオンにしておくのを忘れないようにしましょう。当然ながら、同期できるのは同じApple IDでサインインしている機器同士のみです。
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