「マイクロコンテンツ」という言葉をご存じでしょうか?
昨年末より急速に拡大しつつある電子書籍市場向けに、雑誌・新聞系の出版社などが配信を始めた、手頃な価格と適度な分量の電子書籍商品のことを指します。
一般的には、紙の本をそのまま電子化した作品が主流ですが、主にスマホを利用するライトユーザー向けに、価格も分量もコンパクトに抑えたコンテンツを提供することで、気軽に電子書籍に慣れ親しんでもらおうという狙いです。
amaznoのKindle Storeでも2013年6月に、TOPページの直下で「マイクロコンテンツ特集」(関連サイト)を設置し、ミニッツブック、週刊ダイヤモンド(記事売り)、impress QuickBooksなど様々なレーベルの作品を集めて、ユーザーにアピールしています。
角川グループでも、本年3月にマイクロコンテンツレーベル「ミニッツブック」(関連サイト)を創刊しました。
30分前後で読み終える分量、100円~300円というお求めやすい中心価格帯。ジャンルも、エンタメ系、IT、アプリ、社会、政治、健康など、様々な作品を次々と配信しています。
マイクロコンテンツは従来の書籍を短くしただけのライト版ではありません。刊行スピード、分量、価格帯、表現方法など、紙の本ではできなかったことを可能にします。紙の本を電子化するだけではない、デジタル媒体のための「本」作りを目指しています。
6月には、iPhoneゲームの名作案内、今話題のネット選挙ものや、累計40万部を超える人気ビジネス書のスペシャルダイジェスト版。あの「大人計画」主催者の鋭い社会エッセイなど充実のラインナップです。ちょっとした空き時間で読み終える、ちょうど良い電子書籍です。ぜひ一度お試しください。
【6月の新刊ラインナップ】
こんなゲームがあったのか!? 名(迷)作iPhoneゲーム おすすめ超厳選15
著:倉西誠一
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:こんなゲームがあったのか!? 名(迷)作iPhoneゲーム おすすめ超厳選15 (カドカワ・ミニッツブック)
パブリックシフト ネット選挙から始まる「私たち」の政治
著:江口晋太朗
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:パブリックシフト ネット選挙から始まる「私たち」の政治 (カドカワ・ミニッツブック)
100円のコーラを1000円で売る方法 30分で身につけるマーケティング戦略
著:永井孝尚
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:100円のコーラを1000円で売る方法 30分で身につけるマーケティング戦略 (カドカワ・ミニッツブック)
松尾スズキのやさしい野蛮人入門(1) あなたの心の中にも野蛮人はいる。
著:松尾スズキ
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:松尾スズキのやさしい野蛮人入門(1) あなたの心の中にも野蛮人はいる。 (カドカワ・ミニッツブック)
クサイあなたはキラわれる カラダのニオイ編
監修:五味常明
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:クサイあなたはキラわれる カラダのニオイ編 (ケータイ新書)
オープン化する創造の時代 著作権を拡張するクリエイティブ・コモンズの方法論
著:ドミニク・チェン
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:オープン化する創造の時代 著作権を拡張するクリエイティブ・コモンズの方法論 (カドカワ・ミニッツブック)
9th Note/Senri Oe IV ジャズに焦りは禁じ手か?
著:大江千里
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:9th Note/Senri Oe IV ジャズに焦りは禁じ手か? (カドカワ・ミニッツブック)
世界快楽遺産100 イビサ編認定(9)
著:湯山玲子
ミニッツブック公式サイトでチェック(関連サイト)
Kindleストア:世界快楽遺産100 イビサ編認定(9) (カドカワ・ミニッツブック)
そのほかの配信作品は公式HPをご覧ください。
■関連サイト
ミニッツブック
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