スマートフォンのカメラ機能にちょっと不満を持っている人のために、本体に装着できる各種レンズが売られています。その製品のほとんどがiPhone用ですが、なんとGALAXY Note IIでも利用できるごっつい“デジカメ化ジャケット”が出てきました!
こ、これがGALAXY Note IIなのかっ! |
iPhoneにコンバージョンレンズを装着できる、メタルフレームボディーのクールでかっちょいいジャケット『TurtleJacket』。本連載でも過去にその雄姿をご紹介しました。
コンデジ不要!? iPhone4を3レンズ搭載カメラに大進化させる『TurtleJacket』
そのGALAXY Note II版がついに登場。さっそく入手して使ってみました。
ゴツイジャケットに37mm口径のレンズ |
製品名は『TurtleShell for ギャラクシーノート2』。サイズの大きいGALAXY Note IIに装着する金属製のしっかりしたジャケットに、37mm口径のコンバージョンレンズを装着できます。
これはいいアイディア! TPUジャケットで装着 |
ところで金属製のジャケットにGALAXY Note IIを装着するとなると本体への傷つきなどが心配。『TurtleShell for ギャラクシーノート2』はまずGALAXY Note IIを付属のTPUジャケットに入れ、その状態で外側のジャケットにはめ込むのです。
ドコモのSC-02Eも使えますよ |
TPUがクッションの役割を果たし多少のサイズ差も吸収するので、グローバル版よりも若干本体に厚みのあるドコモ版のSC-02Eも装着可能。これはうれしい設計です。
あとはレンズを付けるだけ |
GALAXY Note II本体を装着したら、フロントの37mmのネジが切ってある部分にコンバージョンレンズを取り付けるだけ。レンズは広角や望遠のものが用意されています。
多数の三脚穴がうれしい設計 |
『TurtleShell for ギャラクシーノート2』は手にもつにはやや無骨なデザインに見えますが、それもそのはず。本体側面の両サイドには三脚穴が4つずつも開いています。そのため三脚を取り付け自由なアングルでの撮影が可能なんですね。
またこのまま本体をテーブルの上に横にして置いても倒れません。手にもつことよりも置いて使うこと、あるいは三脚利用を考えてこのような本体デザインになっているのでしょう。
装着したままの充電もOK |
底面部分も開口しているのでジャケットをはめたままマイクロUSBケーブルでの充電やOTGケーブルを使ってマウスを接続することもできそうです。一方Sペンはこのままでは抜けないようなので、あらかじめ抜いておいたほうがいいかも。
室内での比較、まずはレンズなしで撮影 |
ではコンバージョンレンズの効果はどれくらいあるのでしょう? まずは室内で試してみました。たとえば会議の様子を撮影する際など、部屋が狭いとGALAXY Note IIのレンズではテーブル全景が入りません。
広角レンズで全景を撮影可能 |
そこで『TurtleShell for ギャラクシーノート2』の登場です。0.45倍の広角レンズを取り付けてみましょう。するとテーブルの端から端までをしっかりと収めて撮影することができました。室内撮影が多いときはこの広角レンズはかなり有用かも。
外に出たら三脚を活用したい |
また屋外撮影時には三脚を使ってじっくりと風景を撮影することもできます。近寄れない被写体も2倍の望遠レンズを付ければより近寄っての撮影が可能。GALAXY Note IIをデジカメのように使うことができるのです。
ビデオ撮影にはこんなオプションも |
さらには電池式のLEDライトと、それを『TurtleShell for ギャラクシーノート2』に取り付けて持ちやすくするフレームなど、本格的にビデオ撮影するためのオプションも用意されています。GALAXY Note IIの5.5インチのディスプレーは大画面のビューファインダーとしてビデオ撮影時には使いやすそうですよね。ちょっとしたビデオ作品を撮影してみたくなっちゃいます。
ベストセラーモデル対応品もぜひ欲しい |
37mmのコンバージョンレンズはビデオカメラ用として様々なものが市販されています。それらを手軽に取り付けられる『TurtleShell for ギャラクシーノート2』は、GALAXY Note IIのカメラライフをより楽しいものにしてくれます。なんといってもこのインパクトある外観も人に自慢できそうですよね。今後はGALAXY S4やHTC Oneなど、ハイエンドモデルやベストセラーモデルに対応したジャケットを出して欲しいものです。
●関連サイト
TurtleShell for ギャラクシーノート2
山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局
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