iOS 7は秋登場！新機能を画像盛りだくさんで解説｜Mac

2013年06月11日 07時19分更新

　秋に提供予定のiOS 7は一新されたシンプルなデザインがまず目に留まりますが、機能面でも新しくなっています。昨年も6月のWWDCで発表された新iOSが9月発表のiPhone 5に搭載されたことから、秋に次期iPhoneの発表･発売と合わせたタイミングで提供するものと予想されます。
　なお対象機種は、iPhone 4以降、iPad 2以降、iPad mini、iPod touch（第5世代）。

　コントロールセンター、通知センター、マルチタスク、カメラ、Photos（旧写真）、AirDrop、Safari、iTunes Radio、Siri——などが刷新されました。Appleの米国サイト（外部サイト）では、いち早くiOS 7が豊富な画像とともに紹介されています。

　サイトには「真のシンプルさとは、装飾を排除するだけでなく、必要なときに適切なものを提供することだ」といった趣旨の説明があります。また、インターフェースは控えめで不要なバーやボタンを廃したが、便利さを追求するうえで必要だと考える機能は追加していると説明。コントロールセンターが主な例とのこと。

　このAppleの考えは、新iOSのインターフェースを見ればとてもよくわかりますね。デザイン性の統一にこだわっているだけでなく、美意識と機能を両立させた過不足のないデザインになっているといえそうです。


コントロールセンター
画面下部から上に引き上げるように表示。端末設定のワンタッチボタン（機内モード／Wi-Fi／Bluetooth／おやすみモード／画面回転ロック）、明るさ調整、iPodの操作パネル、AirDrop、AirPlay、アプリのワンタッチ起動ボタン（懐中電灯／タイマー／計算機／カメラ）がある。

通知センター



タブに分かれており、今日／すべて／不在着信——となっている。



「今日」の表示では、時計やカレンダーの予定が表示されるようだ。


マルチタスク
従来のタスク切り替えと違い、画面内容をプレビューしながら落としていけるのは便利。この画面などは、Androidっぽいですね。


Photos／カメラ／天気
Photosは写真アプリに代わる新しいアルバムアプリ。天気アプリの背景は雨などが動画で表現されている。



写真は年ごとや撮影場所ごとなどの表示方法を切り替え可能。サムネールはかなり細かくなるまで縮小できる。



リアルタイムに効果を確認できるフィルター撮影機能を新搭載。カメラアプリ泣かせ!?

AirDrop

同じ無線LANに接続しているMac同士でファイル転送できる機能がiOSに対応。これは非常に便利なのでうれしい。


電話／メール／Safari

メール



かなりシンプルな白と黒だけの画面。



画面を左にフリックすると、つながった形で受信トレイが表示されます（画面は操作途中の状態）。