VAIO Duo 13、VAIO Pro 11/13とソニーから魅力的なWindowsノートPCが発表されました。ワタシが注目している、と言うか購入を検討しているのがVAIO Pro 11/13。いまMacBook Airを使っている人、新MacBook Airを待っている人も気になっているのではないでしょうか?
装飾を排したデザインが美しい |
背面もスッキリしています |
で、ワタシが予約開始を待ちわびているのが11インチタイプのVAIO Pro 11。軽いほうが携帯性がよいとか、電車車内では11インチじゃないと周囲に迷惑とかいろんな理由を“後付け”で考えましたが、小さいほうがカッコいいからです。11インチサイコー!
ワタシには11インチがベストサイズ |
タッチパネルがなきゃイヤ! |
100グラム差なんてワタシには誤差範囲 |
さてVAIO Pro 11は正確には11.6型です。そしてタッチパネルなしを選べば770グラムという驚異の軽さとなるのですが、ワタシが選ぶのはタッチパネルありモデル。100グラム増えて870グラムとなりますが(上の写真は実測値です)、一度タッチパネル搭載ノートPCを使うと、その便利さから抜け出すことはできません。Windows8を使うならタッチパネルなしは考えられませんよね? 体重100キロ越えのワタシは、ノートPCの100グラム差にとやかく言ったりはしませんよ。
…でも宮野編集チョは770グラムを選ぶそうです。その理由は、おそらく週刊アスキー本誌のTEST REPORTあたりで熱く語られると思います。
ルーペでもなければドットは見えません |
薄型・軽量ながらフルHDディスプレーを搭載しているVAIO Pro 11ですが、ドット密度に換算すると189.906dpiとなります。MacBook Proの15インチRetinaディスプレイモデルが220dpi、5日に富士通から発表された『LIFEBOOK UH90/L』が262dpiなので、スペック数値的にはちょっと見劣りしますね。ただ189.906dpiでも肉眼でドットを視認するのは至難の業ですので、ほとんどの人には十分すぎるスペックだと思います。
軽さと剛性感を両立 |
キー&パッドも節度ある感触 |
タッチパネルなしで770グラム、タッチパネルありで870グラムというスペックから剛性を心配する人も多いでしょうが、その点はまったく問題なし。見た目以上に軽く感じるVAIO Pro 11ですが、東レ製の“UDカーボン”、そして“ヘキサシェル構造”を採用することで、ラフに扱っても不安を感じない十二分な剛性感を実現しています。ぜひ皆さんも店頭で、店員さんに怒られない程度に、ボディーをねじってみてください。
またキーボードとトラックパッドの感触も節度あるものです。トラックパッド下にSDメモリーカードスロットがあるので、相当設計が難しかったはずですが、カタログスペックだけでないユーザビリティーにも妥協はありません。
連続動作時間もやたら長いです |
ここまで写真を撮りながらVAIO Pro 11をつけっぱなしで使っていたのですが、ディスプレー最高輝度で1時間35分動作させて、バッテリー残量は“5時間46分(84%)”です。最高輝度で実動作時間7時間以上を見込めるなら十二分すぎる連続動作時間です。別売の大容量バッテリー『シートバッテリー(VGP-BPSE38)』が必要になる人はほとんどいないのでは?
さて以降はフォトレビュー形式でお届けしますね。
底面が浮く放熱設計 |
↑ディスプレーを開けると底面が持ち上がり、熱がこもることがありません。 |
段差の少ないパームレスト |
↑パームレストの高さは8ミリ未満。手のひらや手首を無理に置く必要がなく、快適にタイピングできます。 |
タッチ操作を考慮したヒンジ構造 |
↑液晶を開けるまではやわらかく、それを超えた角度ではかたくなるヒンジ機構を採用。タッチ操作するときの画面の揺れを最低限に抑えています。 |
キーボードはバックライト付き |
↑キーボードはもちろん全モデルバックライト付き。飛行機機内やプレゼンを行なう会議室などの暗い環境でもタイピング可能です。 |
タッチパッドにNFCを内蔵 |
↑タッチパッド内にNFCを内蔵。急速に対応機種が増えているNFC搭載スマホとの連携が便利です。 |
ソニーならではのサウンドクオリティー |
↑スピーカーは、キーボードの左右下スミに配置。CLEAR PHASE、xLOUD、S-FORCE Front Surround 3D、ClearAudio+モードに対応した、ノートPCらしからぬサウンドを楽しめます。 |
SDカードスロットはフタ付きですよ |
↑細かなところですが、SDカードスロットにはフタが付いています。ホコリなどの混入も避けられますが、見た目的にもよいです。このような細かな部分まで配慮されているのが、VAIO Pro 11/13なのです。 |
後半は駆け足でご紹介しましたが、上記のようなセールスポイントも満載された『VAIO Pro 11』。WWDC 2013でどんなMacBook Airが発表されようとも、Haswell世代のウルトラブックとして出色のデキの本モデルを購入しない理由はありません!
VAIO Pro 11(SVP11219CJB・S)※タッチパネルモデル
CPU インテル Core i5-4200U
OS Windows8 64ビット
メモリー 4GB(4GBオンボード)
SSD 約128GB(Serial ATA 6Gb/s)
ディスプレー 11.6インチ(1920×1080ドット、タッチ対応、189.906dpi)、TFTカラー液晶[トリルミナスディスプレイ for mobile]
グラフィック インテルHDグラフィックス4400
そのほか 無線LAN 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0、USB3.0×2(うち1基充電機能)、HDMI、SDカードスロット、“Exmor R for PC”CMOSセンサー搭載HDウェブカメラ(有効画素数92万画素)、NFC
サイズ/重量 約285(W)× 197(D)×13.2~17.2(H)mm/0.87kg
VAIO Pro 11
メーカー:ソニー
発売日:6月22日予定
予想実売価格:約16万円(SVP11219CJB・S)
VAIO公式サイト
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