niconicoの総力を上げたイベントの“ニコニコ超会議2”まであとわずか! 幕張メッセの国際展示場1~8ホールを借り切って、ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現するという大規模なイベントだ。
当日、会場に行く予定という人なら、じょじょに充実してきた超会議2の公式サイトをチェックして、目当てのブースを決めているはず。え、まだ見てない!? それならぜひ週アスでずっと追ってきた超会議特番のまとめも読んでおくべし。今回は15日に放送した、8ブースを一挙にまとめた生放送をお伝えしよう。
↑司会はゲーム実況出身のドグマ風見さん(左)、アシスタントはユーザー生放送のふでぱさん(右)といういつものメンバー。
↑今回は出演者ではなく、ドワンゴの各ブース担当者8人が出演。予定の1時間を大幅にオーバーする2時間を使い、いろいろなゲームで対決して、勝った人からプレゼンできるという過酷な生放送でした。
■超ニコニコ結婚式(ホール6・27日のみ)
超ニコニコ結婚式は、超会議のシンボルとも言える“ニコニコ神社”で執り行なわれる本当の結婚式だ。昨年も多くの人に祝福されて、2日間で2組のカップルが挙式を上げた。今年は募集したカップルの中から1組が選ばれて、4月27日14時~14時45分に実施する。
↑結婚するのは、なんと去年の超会議がきっかけで出会ったカップルとのこと。実際に会場でみると、見てるこっちまで幸せになってくるので「リア充爆発しろ!」と言わずに、ここは素直に現地で祝うべし。来場者のみなさんと一緒に集合写真を撮る予定もあるそうです。
↑ニコ動が総力を上げて結婚式を盛り上げる。ニコニコ技術部がつくる“超乗り合い馬車”で入場したり、BGMには在日米軍のブラスバンドにファンファーレを吹いてもらったり、人気生主の“ゆうこりん”さんが歌う和楽器ユニットの“華風月”が生演奏したりと、絶対に普通の結婚式では見られない演出は必見。
■ユーザー企画ブース(ホール6)
超会議2にはニコ動運営や企業だけでなく、ユーザー自身が企画/準備/運営のすべてを担当するブースもある。それが“ユーザー企画ブース”。厳正なる審査の結果選ばれた9つの企画が、2日間にわたって行なわれる。
↑ニコニコ大百科を再現する“ひゃくらぼ2”(両日開催)、ミニ四駆レースを開催する“新世紀ミニ四駆GP in 超会議2”(両日)、ブラックジャックを体験できる“こちら幕張アミューズメント出張所”(27日)、ニコニコ超会議号を再現してみた鉄道模型を走らせる“twitter鉄クラ連合”(27日)。
↑同人ゲームの今を語らう“同人ゲームブース”(27日)、ペーパークラフトを楽しめる“ペーパークラフトで街を創るよ!”(27日)、つくつくブース、つくってみたで活躍するうp主がワークショップ“作ってみたワークショップ作ってみた”(28日)、模型の合同展示やデカール体験を開催する“プラギルド&にこもけ”(28日)、ニコ動をゲーム化した“ボードゲーム作成ブース”(28日)となっている。
■ニコニコ超パーク(ホール8)
ニコニコ超パークは、ユーザーが何も準備してこなくても楽しめて、超会議2に来た証を残せるをコンセプトに用意されたブース。見るのではなく、自分の体を使っていろいろ遊べる場所になる。昨年の超会議では“超運動場”の名前で、ラートやスポーツチャンバラを体験できたブースで、ビリークルーズ対横山緑軍団という謎のスモウ対決も行なわれた。
↑今年の目玉は、ロボ(?)暴れ馬の背に乗って振り落とされないように踏ん張る“リアルロデオマシーン”。無料で乗れるうえ、スカートで来場した女性でも健全に楽しめるようにジャージを用意するとのこと。
↑デパートの屋上でおなじみの“ウォーキーアニマル”や、ネットで何かと話題を振りまいてきた“セグウェイ”にも無料試乗できる。昨年に引き続き、握力/立ち幅跳び/背筋/反復横跳びをチェックできる“ニコニコ体力測定2”も実施。
■超車載ガレージ(ホール1、4)
昨年も痛車を展示して、会場屈指の撮影スポットとなっていた超車載ガレージ。今年は自動車、バイク、自転車、重機(え、重機!?)を含む45台の痛車を一堂に展示。ニコニコカーを展示するほか、安全運転できた人をほめてくれるという謎のコーナー“スマートドライバーコーナー”も用意する。
↑ニコニコカーは昨年、花火大会やニコニコ町会議を中継するために全国を駆け巡った痛車。初号機のフォルクスワーゲンタイプ2に加えて、トヨタハイエースグランドキャビンがベースで、ユーザーからデザインを募集した弐号機も初お披露目予定。「弐号機っぽい色」とのことなので、赤ですかね!?
■超囲碁・超将棋(ホール6)
昨年の“囲碁将棋”から、“超囲碁・超将棋”に名前が進化しただけあって、中身の充実さも大幅アップ。インストラクターの指導を受けられる常設展示のほか、有名棋士が出演するステージも数多く用意する。
↑将棋では、三段の奨励会員から指導を受けられるほか、電王戦に出場したソフトと対局も可能。初心者向けに用意されている“どうぶつ将棋”で勝てば、“ニコニ駒ストラップ”をもらえる。囲碁もインストラクターによる指導のほか、初心者向けの“よんろのご”で対決して、勝てば“ニコニ碁石ストラップ”をプレゼント。
↑27日のステージでは、大物ゲストを迎えて、ニコニコ生放送で放送している番組の特番“ニコニコ囲碁サークル超会議2SP”を実施するとのこと。さらに女流棋士3人が合議制で電王戦出場ソフトに挑戦するイベントも実施。解説には、先の対戦の第一局でコンピューターに勝った阿部光瑠四段が付く。
↑28日は、佐藤紳哉六段が著名人と対決。佐藤六段といえば、昨年、対局前に「豊島?強いよねえ。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ……」と発言してネットでも大いに話題になった人物なので、会場も盛り上がらないわけがない!? ほか、ジャンルを超えた対決になる“将棋VS囲碁 プロ棋士による7番勝負”も注目だっ!
■超ニコニコニュース
超会議はユーザーがブース出展するだけではなく、会場の取材までユーザーが……ってええっ!? それってわれわれメディアとの勝負になりますよね。もちろん週アスも負けないように編集部の総力を挙げて取材しますよ!
↑一般公募によって選ばれた15名のユーザーによって会場をレポート。“ユーザー記者”と書かれた緑の腕章を付けている記者にニュースにしてほしいことをタレこめば、記事にしてもらえるかも? 美人女子アナが出演し、会場各所で突然中継が始まるニュース番組“超刊!ニコニコニュース”も企画しているとのこと。
■自衛隊・在日米陸軍(ホール4)
超会議2における“台風の目”ともいうべき存在が、自衛隊・在日米陸軍のブースだろう。両団体に来場者を加えた“超2525中隊”を結成して、“Operation Nico × Nico”を発動するとのこと。さらに開発者が10式戦車を前にこだわりどころを語る企画も用意する予定だ。
↑最新鋭の国産戦車『10式(ひとまるしき)戦車』がブースに出現。陸自の迷彩服、海自の制服、空自のパイロットスーツを来て写真を撮ってもらえるコスプレ撮影会も実施する。「空自では一般隊員のスーツのほか、ブルーインパルスのものも用意します。海自では紺色のブレザーのほか、映画などで出てくる白の詰め襟も選べます」と謎の力の入れよう。
↑在日米陸軍では、軍楽隊が、ニコニコ結婚式やアイドルマスター、演奏してみたなどのブースとコラボして演奏する予定。「サプライズで何かみなさんをもてなしたい」とのことで、某紅白でも話題になったあの曲を練習しているそうだ。先着5000名、両日で1万名に作戦パッチ風ステッカーを無料配布しているので、ゲットしておくべし!
■超ニコニコ言論コロシアム(ホール5)
昨年は枝野経産相(当時)が出演して、何かと話題を呼んだ超ニコニコ言論コロシアム。言論/思想/政治/ジャーナリズムなどの分野で活躍する猛者が出演して、ざっくばらんに議論を展開するブースになる。
↑今年のテーマは“混ぜるな危険”とのこと。例えば、主要政党から議員が出演して語る“いよいよ解禁!ネット選挙超決起集会!”、NHKを辞めた堀潤さんも参加する“言論で社会を“超”変えるには”など、気になるトークイベントが2日間で6つ用意されている。
↑しかし、今回の生放送はひたすらドワンゴ社員が体を張った回だった。コーラを一気飲みさせられて、勝ち抜いた人だけプレゼンできたり、未婚の女性にはドグマさんがえらく近い距離に寄っていったり……。
↑挙げ句の果ては、口に歩数計をくわえて回数を競ったり、顔に落書きをしてにらめっこしたりと、なかなかの大惨事になって、ドグマさんにも「昭和のバラエティー臭がすごいしますね」とつっこんでいた。ドグマさん自身、過去の生放送で酸っぱかったり辛かったりする飲み物を罰ゲームで飲まされてきただけあって、その恨みを晴らす意味で結構あおっていたのでは!?
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