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Facebookのメッセージに気づかない事件&対処法

2013年04月10日 15時00分更新

 いまや国内で1300万人を超えるユーザー数(セレージャテクノロジー調べ)をもつ巨大SNSのFacebook。“シェア”“いいね”など、身近な人たちと気軽コミュニケーションをとるのに便利な機能がたくさんあって、欠かせないサービスとなっている人も多いのでは? 筆者も担当編集さんやイラストレーターさんとのちょっとしたやり取りは、メールよりもFacebookのメッセージ機能を使うことが増えた。堅苦しくないし、必要事項のみを簡潔に伝えられるので、気分的にもラクだからだ。こうしてFacebookへの依存度がどんどん上がってしまうのだけれど、気を付けておかなければならないことがひとつある。

知ってました?メッセージの「その他」
Facebook

 Facebookの“受信箱”の“その他”には、本来スパムなどの不要なメッセージが自動で振り分けられる。けれども、自分とのつながりがないユーザーからのメッセージについては、たとえ重要なものであってもここへ入ってしまうのだ。“その他”に入ってしまうときに生じる問題は2つ。ひとつは“その他”に入っても通知されないこと。そのため、半年近くも気づかずにメッセージが放置されてしまうことも……。仕事がら、面識のない人から仕事の連絡がある場合にはとくに要注意だ。

 もうひとつは、iPhoneやAndroidアプリから“その他”を確認できないこと。Facebookメッセンジャーといったメッセージ専用のアプリですら“その他”を開くことができないので、とくにモバイル端末中心で活用している人は完全にスルーしてしまいそうだ。

スマホアプリからは確認できない
Facebook
↑その他に未読のメッセージが入っているのに、通知されないだけでなくアプリからは確認することすらできない……。
海外では「受信箱」に届ける有料サービスがある
Facebook

 ちなみに米国や英国では、送り主が料金を支払うことで“その他”ではなく“受信箱”に届けるようにできる有料サービスが始まっている。ただし、1通送るごとに1~15.15米ドルがかかるって、ちょっと高すぎでは? なんて声も。そもそも、日本ではまだ始まってないので、友達登録していないユーザーのメッセージを確実に“受信箱”へ届ける術はない。Facebookが主要コミュニケーションツールという方にとっては迷惑な仕様だが、フィルターの設定を変えることで、“その他”に入ってしまうのを軽減することは可能だ。

設定が「基本フィルタ」になっているかを確認
Facebook

 PCのブラウザーでFacebookを開き、“メッセージ”→“その他”→“設定を編集”→“基本フィルタ”になっているかを確認。すると友達の友達、または“知り合いかもしれない”に表示されるユーザーからのメッセージが受信箱に届くようになる。ただし、これも確実というわけではなく、まれに“その他”へ放り込まれることがあるようなので、仕事で使うならこまめに確認しておくことも忘れないでおこう。

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