前回の「MacをWiFiアクセスポイントとして使う方法」という記事の評判がよかったので、再びMacPeopleブログの過去記事(関連サイト)をサルベージ。こちらも内容は4年前とほぼ同様だが、Mountain Lion環境と最新iTunesの組み合わせで再現しよう。
■着信音にできる曲とできない曲
iTunesライブラリに登録している楽曲のうち、着信音にできるのは次の2種類のみ。
(1)音楽CDから取り込んだ曲
(2)ダウンロード購入した曲でDRMがかかっていない曲
前者については特に説明の必要はないだろう。後者の「DRM」(デジタル著作権保護)とは、曲データの不正コピーを防止するための技術で、特定の機器でしか曲を再生できないようにする仕組み。iTunesライブラリの曲を選んで「情報」ウィンドウを表示させれば確認できる。「種類」欄が「保護された〜」になっているものは、DRMがかかっている曲だ(下図参照)。数年前までは、iTunes Storeで販売されているほぼすべての曲にDRMが施されていたが、最近になってDRMフリー化が進んでいる。また、iTunes Store以外でダウンロード購入したものでも、DRMフリーかつiTunesで扱える形式の曲であれば着信音を作成可能だ。
■着信音にできるのは最大40秒
それでは、着信音の作り方を説明していこう。まずはiTunesライブラリ上で好みの曲を選び、右クリックしてコンテクストメニューで「情報を見る」を選ぶ。情報ウィンドウをが開くので、「オプション」タブで「開始時間」と「停止時間」を40秒以内で設定しよう。ここでは曲の最初の40秒を指定しているが、曲の途中の部分でも構わない。サビなどの着信音にしたい部分を、ちょうどいいタイミングで切り取ろう。開始/停止時間を設定したら「OK」をクリックする。
続いて、再度ライブラリ上でその曲を選び、右クリックして「AACバージョンを作成」を指定。すると、先ほど指定した演奏時間の部分のみを抜き出したかたちで曲データがコピーされる。曲名の右側にある「時間」欄を見れば確認できるはずだ。
■曲の拡張子を「.m4r」に変える
コピーした曲を、デスクトップにドラッグ&ドロップしよう。ファイル名の末尾に付いている拡張子が「.m4a」になっているので、この部分を「.m4r」に書き換える。「拡張子を変更してもいいか」という旨の確認ダイアログが表示されたら、「".m4r"を使用」をクリック。
■着信音としてライブラリに再登録
iTunesのライブラリ画面に戻り、先ほどコピーした曲を右クリックして削除する。続いて、ライブラリの表示を「ミュージック」から「着信音」に切り替え、拡張子を「.m4r」に書き換えたファイルをドラッグ&ドロップしよう。これで、曲データが着信音として登録された。
あとはiPhoneを接続して、「着信音」欄で「着信音を同期」を有効にして「適用」をクリックすればいい。これでiPhoneの「設定」アプリの「サウンド」画面で、その曲を着信音として指定できるはずだ。
■アラーム音としても利用可能
着信音としてiPhoneに取り込んだ曲データは、「時計」アプリのアラーム音としても使える。「時計」アプリの「アラーム」画面を表示させ、アラームの「サウンド」欄で指定すればOKだ。
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