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AppleTV向け『Hulu』のインターフェースが刷新! 作品が探しやすく

2013年03月20日 02時00分更新

Hulu

 みなさんはすでに『Hulu』を使ってますか? 今日はAppleTVでHuluを活用している方によいお知らせです。

 3月20日午前2時より(米国も同時対応なのでこの時間なんだとか)、AppleTV向けのHuluのユーザーインターフェースが新しくなって、より使いやすくなりました。

Hulu

 具体的には、トップページにナビゲーションバーを追加したのが大きな改善点です。ナビゲーションバーには、“テレビ番組”、“映画”、“マイリスト”、”視聴履歴”などが並び、各ページに簡単に移動できます。また、その下に、“視聴中”、“新着順”などのカテゴリーごとに作品が並んでいて、それらを視覚的に眺めながら観たい番組を探せます。

 従来のUIと比較すると、視聴する作品にたどり着くまでのステップが大幅に簡略化したといえます。

Hulu

 ちなみに、従来のインターフェースは下のようなもの。

Hulu
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↑最初の1、2画面目が正直、そっけないというか、視覚的じゃないというか。いまとなっては残念な感じ。


 新しくなったUIでは、ほかにも、観たい映画タイトルにフォーカスがあってるときに、AppleTVのリモコンにある再生ボタンを押せば、即座に再生が始まる(上下左右の方向キーの真ん中にある選択ボタンを押した場合は、内容解説に飛ぶ)など、細かい部分での“すぐ観る”機能も改良されています。

 視聴中の作品の続きの再生がしやすくなったのも特徴のひとつ。テレビ番組のページでは、エピソード一覧のいちばん上に現在視聴中の話が表示されるのもなにげにうれしいポイントです。

Hulu

 Huluでこれらのアプリケーション開発などを担当されているプロダクト部部長 福田 剛さんによれば、こうしたデザイン言語は日々変わっていくものだそう。現在は、こうしたイチオシのものがバーンと上にきて、上下にカテゴリーを移動しながら探し、さらに水平に移動して観たいものを探すのが主流とのこと。Huluのインターフェースも実は各デバイスによって微妙に異なるんだそうです。そういえば確かに……。知ってました? ちなみに下はなんのUIでしょう?

Hulu

 正解は、Wii U向けのUI。わりと新しいだけあって、AppleTVに似たつくりになってますね。

 ついでなので、ここで『Hulu』についてよく知らないという方のために、軽くおさらいしておきましょう。

 Huluは、月額980円で国内外の映画やテレビ番組が見放題で楽しめるオンラインビデオ配信サービスです。さまざまな機器でシームレスに楽しめるのが特徴です。

 シームレスというのは、たとえば帰宅電車の中、スマホでHuluの映画を楽しみ、駅に着いたら視聴を中断し、やがて家に着いたらリビングの大きなテレビで中断した続きからサクッと観る、といったことを実現します。

 そして、対応機機の多さも特徴。PlayStation3やXbox360、Wii/Wii Uといったゲーム機から、PCのブラウザーでも見られますし、各種スマートフォンやタブレット、そしてテレビにブルーレイレコーダー、セットトップボックスなどなど、その数は現在、PCを除いても8000万台に上るそうです(国内)。

 そんな数ある機器の中でも、その価格の安さ、テレビへのつなぎやすさ、リモコン操作を含めたUIの優秀さ、機器そのもののデザイン、起動の手軽さ、消費電力ぶりなどなどでたいへん魅力にあふれたデバイスがAppleTVです。もってる人はもちろん、まだテレビにつなぐHulu対応機機がないという人も、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。 

(2013年3月20日3:00追記)
 新しいUIに変わっているのを確認しました。ユーザー側では特に何かの作業を行なうことなく、いつもどおりHuluのアイコンを選んで起動すると新しいUIに切り替わります。なお、新UIを利用するには、AppleTVのシステムを最新版にアップデートしておく必要があります。

■関連サイト
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