『Screen Capture (by Google)』は、グーグル製の画面キャプチャーアプリ。ブラウザー上に表示されている画面はもちろん、ウェブページ全体や指定した範囲のみを撮影できる。
画像のフォーマットはJPEGとPNGの2種類に対応。オプションメニューから任意の形式を選択できる。また、ショートカットキーにも対応し、オプションで任意のキーを指定可能。機能が豊富で操作も簡単なので、スクリーンショットをひんぱんに撮影する人にオススメだ。
■インストール
Googleのウェブサイト“Chrome ウェブストア”(関連サイト)にアクセスし、『Screen Capture (by Google)』を検索。【拡張機能】タブをクリックして、ダウンロードサイト(関連サイト)に進む。
右上に表示された【CHROMEに追加】を押し、【追加】をクリックすると数秒でインストールが終了する。
■画面右上のボタンでキャプチャー
アプリをインストールしたら、さっそくキャプチャーしてみよう。画面右上のボタンをクリックし、任意のメニューを選択する。
メニューは英語となる。撮影できる範囲は以下の4種類から選択できる。
(1)Capture Page Region:ブラウザーのページの一部
(2)Capture Visible Content:現在表示しているブラウザーの画面
(3)Capture Whole Page:ページ全体
(4)Capture Screen Region:スクリーン全体の一部
ここではまず、オーソドックスに【Capture Visible Content】をクリックし、ブラウザーに表示している画面を撮影してみよう。画像を取得できたら、以下のメニューが上部に表示される。
左側には、【Highlight】、【Redact】、【Text】、【Line】の4つのメニューを配置。【Highlight】を選択すると、指定した個所を四角で囲んで強調できる。
【Redact】では、指定した個所を塗りつぶせる。
【Text】を選択すると、写真上にテキストを書き込める。ちょっとしたメモを残したいときに便利だ。
ページ上の文章に下線を引きたいときは、【Line】を選択。ドラッグして線を引こう。
画像の保存は、右側の【Save】をクリック。【Share】を選択すると、Picasa、Facebookなどに写真を共有できる。
■指定した範囲を撮影するには?
ブラウザーで表示しているページの一部を撮影したいときは、【Capture Page Region】をクリック。以下の画面が表示され、範囲を指定できる。
ブラウザー外も含めた画面の一部を撮影するには、【Capture Screen Region】を選択。スクリーン全体がキャプチャーされ、ドラッグで指定した範囲のみを保存できる。
ブラウザー上のページ全体を撮影したいときは【Capture Whole Page】をクリックする。このような縦長の画像を撮影できる。
■オプションでより使いやすい設定に
画面右上のボタンをクリックし、【Options】を選択すると、詳細設定を行なえる。
【Screen Capture Options】では、画像のファル形式をJPEG、PNGのいずれかに設定できる。また、画像の保存先も指定したフォルダに変更可能。【Autosave】にチェックを入れれば、写真を自動で保存できる。
下部の【Shortcut Settings】にある、【Enable keyboard shortcuts】を有効にすると、ショートカットキーを利用可能。【Ctrl+Alt】のあとに押す3番目のキーを変更することもできる。自分の利用スタイルにあった設定で使いこなそう。
●関連サイト
Screen Capture (by Google)
利用無料
バージョン:5.0.5、Windows8には非対応
作者:Google
(バージョン、ウェブアプリの内容は記事作成時のものです)
(2013年3月11日19時:バージョンにWindows8非対応の記載を追加しました)
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