NVIDIAからシングルGPU最上位にあたる『GeForce GTX TITAN』新たなGPUが登場しました。これまでのGTX“6XX”番台という数字が入ったネーミングではないところに、特別な存在であることがわかります。
GeForce GTX TITAN
予想実売価格 999ドル
製品名 | GeForce GTX TITAN | GeForce GTX680 |
製造プロセス | 28nm | 28nm |
SP数 | 2688基 | 1536基 |
コアクロック (ターボ時) | 837MHz (876MHz) | 1006MHz (1058MHz) |
メモリークロック | 6GHz相当 | 6GHz相当 |
メモリータイプ | GDDR5 6GB | GDDR5 2GB |
最大消費電力 | 250W | 195W |
補助電源 | 6ピン+8ピン | 6ピン×2 |
ともにKeplerアーキテクチャー採用ですが、GTX680の“GK104”GPUに対して、TITANは“GK110”。これはHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)用の『Tesla K20』が採用しているもの。SP数(CUDAコア)が約1.7倍以上増えていることに注目。さらにメモリーが6GBと、グラフィックオプションをてんこ盛りにしたときなどでも余裕です。コアクロックが下がっている点とSP数が増加している点が、どのように性能に影響がでるのか、追ってベンチマークでお伝えしたいと思います。
過去にGeForce2 Ti(チタニウム)といった製品やGTX660Ti(ティーアイ)などの製品も存在しており、名前の由来は金属元素のチタニウム(Titanium)から来ているのでしょう。チタニウムの語源と言われている、ギリシャ神話の巨人族タイタン(ティタン)の名を冠する、強力なGPUとなっているようです。
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