週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

このまとめは読まないと損かも!

ガチャピンとブラックサンダー【トゥギャッター通信】第117回

2013年02月09日 12時00分更新

文● めるり広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、みんな大好きなガチャピンの“骨格図”やユーラクのチョコレート菓子『ブラックサンダー』の潔い広告などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

ついに引退 あの“ロボコップ”の伝説を振り返る

 「花道は俺のカタパルトデッキ」──。取組前に勢いよく飛び出してくる姿が有名だった、力士・高見盛の言葉だ。今年の初場所をもって惜しまれながら引退した彼の“伝説”を、長年相撲を取材していたという人物がTwitterで語っていた。

 最初に紹介したセリフが示すように、『機動戦士ガンダム』シリーズをこよなく愛していた高見盛。花道に出るときは、「高見盛、出る!」と心の中で唱えていたそうだ。ガンダムといえばお馴染みの、アムロ・レイの有名なセリフ「○○、行きまーす!」ではない辺りに、ファンとしてのこだわりがうかがえるというもの。ほかにも場所中は相手に気を使って匂いのきつい納豆を決して食べなかったり、倹約がいきすぎて自宅にガスすら引いていなかったなど、普段の土俵から見えてこないエピソードが満載。大相撲ファンならずとも必見だ!

Togetter:高見盛伝説

 

 

“本職”の手による、超リアルなガチャピンの骨格図がすごい

 人気番組『ポンキッキーズ』のガチャピンは、南国生まれの恐竜の男の子……という設定をご存知だろうか? 昨年、東京ビッグサイトのイベント『東京ギフト・ショー』にて、ガチャピン・ムック誕生の40周年記念事業として“ガチャピン創世記 ガチャピンのルーツを探る”という展示が登場し、恐竜らしく(?)ガチャピンの骨格図がお披露目されていた。

 今週、その骨格グッズの発売が明らかになったが、その骨格図について古生物の復元画を得意とするイラストレーター・小田隆さんが「頭骨が哺乳類すぎる」と指摘。そのツイートからわずか1時間で、恐竜の骨格にみられる特徴をきっちり反映させた、リアルすぎるガチャピンの骨格図を描きあげて投稿。大いに話題を呼んでいた。記事にまとめられた、公式と小田さんのイラストを比較してみると生物の神秘が感じられるかも!?

Togetter:ガチャピンの骨格図 by古生物復元画家 @studiocorvo 氏

 

 

『なかよし』の付録、漫画家セットが話題になったわけ

 週アスの『ゆびきた~っすウルトラマウス』や『スマホ手袋』も含めて、最近の雑誌は付録の充実ぶりが目を見張るところ。最近、Twitterで注目を集めたのが、少女漫画雑誌『なかよし』の“漫画家セット”だ。原稿用紙やスクリーントーン、イラストを描くためのステンシルなどをひとまとめにした、実用的なセットという。

 例えば原稿用紙なら、あらかじめ描かれている線をなぞりつつ、セリフやイラストをその中に描き込めるので、使っていくうちに自然と漫画の描き方を学べる。「やらなきゃいけないことが分かりやすいのがいい、うまくこなせる人はいいアシスタントになれると思う」と感心するツイートも見られた。少女漫画好きでなくとも、読む価値のあるまとめだろう。

Togetter:『なかよし』付録の漫画家セットがガチすぎると話題に!

 

 

『ブラックサンダー』チョコの驚くべき広告とは!?

 もうすぐ訪れるバレンタインデーは、チョコレートで思いを伝える一大イベントだ。当然、お菓子メーカーにしてみれば、自社の商品を大事な本命チョコにしてほしいと考えるはずだが、その逆を行ったのが『ブラックサンダー』ブランドで知られる有楽製菓だ。

 なんとブラックサンダーの横に、巨大な文字で「一目で義理とわかるチョコ」というメッセージをあしらった広告看板を出したのだ。この潔すぎるメッセージに、Twitterでも「この開き直り感が潔いと思う」など、称賛の声が相次いでいた。一目見るだけで笑ってしまう記事だが、広告関係の仕事をしている人にはいいアイデアの元になってくれるかも?

Togetter:【潔い!と絶賛の嵐】ブラックサンダーの広告が秀逸すぎる!!

 

 

北久保弘之さんが明かすアニメ業界の事件

 どんな業界でも、内側にいる人だけしか知らないようなエピソードがあるものだ。Togetterにはそんな裏話をまとめたものが少なくない。本記事は「アニメ史上最悪の出来事ってどんなのなの?」というまとめサイトの記事に対して、'79年より長木にわたってアニメ業界で働いているアニメーターの北久保弘之さんが反応したところから話が始まる。

 例えば、アニメの企画・製作をしていた会社、アートランドには、「タバコが煙たい」という理由で、動画用紙で煙突を作って居眠りしていたアニメーターがいたという。ところが、目が覚めた瞬間に火が容姿に燃え移り、部屋中が大騒ぎになってしまったそうだ。豊富な現場の話は、古くからのアニメファンなら読んでいると「ああ、そうだったのか!」と感動できるだろう。

Togetter:北久保弘之(LawofGreen)監督の「アニメ史上最悪の出来事」

 

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。トゥギャ通が好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

【社会】
【国会】原口一博「googleアースで見れば自衛隊の艦艇がどこにいるかなんてわかるんですよ」

【ニュース】
プーチン大統領から贈られたシベリア猫が秋田に到着 写真をTwitterで公開のまとめ

【ネタ・お笑い】
【閲覧注意】発芽したイチゴがヤバいと話題に。

【生活】
スーパーのチラシに載ってた謎の食べ物……www

【ログ・日記】
平沢進が壊したもの

 
協力:Togetterトゥギャッたん

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう