4月27日、28日に幕張メッセで開催する“ニコニコ超会議2”。イベントまで100日をきった1月から毎週月曜23時よりニコニコ生放送で放送中の“超会議2特番”。その全ぼうをお伝えする“超会議2特番ほぼすべてレポート”。
第2回は、“ニコニコ超会議2”で日本代表先行予選が行なわれる、8月3日に名古屋のオアシス21で開催される“世界コスプレサミット”を含んだコスプレがテーマだ。コスプレサミットの過去の出場者や運営者が出演し、“世界コスプレサミット優勝者が教えるコスプレの楽しみ方編”を放送した。
↑今回はコスプレにスポットを当てた放送ということで、MCのドグマ風見さんは『ルパン三世』のルパン三世(テレビ第1シーズン)姿、ふでぱさんは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の式波・アスカ・ラングレーの制服のコスプレ姿を披露した。
↑前列左より、世界コスプレサミット2012世界王者の“士魂-SHIKON-”チームから霜月紫さんと海都~KAITO~さんの2人。後列左より、世界コスプレサミット2009世界王者の因幡優里さん、世界コスプレサミット2010日本代表のコノミアキラさんと愛華しぐまさんだ。
前回の“ニコニコ超会議”でも行なえたコスプレ、今回の“ニコニコ超会議2”の会場でもコスプレをして参加できる。まずはニコニコ超会議2でのコスプレ参加するためのルールや撮影エリアについてコスプレ担当のぱぱりんさんが紹介した。
コスプレで参加するルールだが、会場内はコスプレをしたまま自由に見て回ることができ、撮影推奨エリアだが、会場となる幕張メッセの1~8ホールに加えて、コスプレをしている作品に関する出展スペースでも可能。
ニコニコ超会議2の会場でコスプレをしたい人だが、コスプレをしたままの来場は禁止となっており、衣装に着替える際には、必ず会場に用意されている更衣室で着替えを行ない、コスプレ登録(500円)をすること。くれぐれも人目につかないトイレなどで着替えないように。
コスプレをするさいの衣装や小物のレギュレーションの詳細は、公式サイト上の“超お約束”の“コスプレ参加について”(関連サイト)を参照していただきたいが、警察官や消防官、自衛官といった業務上の指示権限を持つ職業のコスプレや過度の露出のあるコスプレなどは禁止。また、小道具なども他者に怪我をさせる怖れのある鋭利なアイテムなどは禁止となっている。
このほか、他の参加者を不快にする行動も、もちろん禁止。コスプレの衣装を持ってくるとどうしても荷物が大きくなってしまうという人にも安心、今回はクロークも用意しているということなので、着替え終わった後の荷物はクロークに預けておこう。
コスプレの撮影についても“超お約束”に書かれていることだが、必ず被写体となるコスプレイヤーに撮影する旨を確認すること、ブログやウェブサイトに掲載する場合には、必ず掲載できる確認すること、被写体となるコスプレイヤーに無理なポーズの要求などは行なわないことなどがある。
撮影方法は、今回のイベントではカメラによる写真に加えて、動画によるVTRやニコニコ生放送の生配信も可能ということなので、モバイル生主はコスプレイヤー配信に挑戦してみてもよいだろう。
↑“ニャア専用”という可愛らしいTシャツに猫耳パーカー姿で登場した、コスプレ担当のぱぱりんさん。
↑コスプレへの熱い思いや、コスプレの魅力を語る5人のコスプレイヤー。
↑コスプレ撮影に挑戦するふでぱさん。記念撮影もちゃんとコスプレイヤーに確認をとってコスプレイヤーがオーケーであれば問題ないとのこと。
↑ドグマ風見さんは、視聴者の声に後押しされて、ルパン3世よろしく、可愛いコスプレイヤーに突撃。思わずコノミアキラさん扮する円堂守ががっちりガード。ドグマ風見さんが取ったローアングルからの撮影や人が深いに思うような行動などはマナー違反なので、絶対にやめよう。撮影する人はマナーを守って楽しく撮影をしよう。
↑サプライズで始まった、式波・ふでぱ・ラングレーの撮影。視聴するユーザーからは“がんばれ”、“お、かわ”などのコメントが流れた。
ニコニコ超会議2では“世界コスプレサミット2013”の日本代表先行予選が行なわれる。この代表先行の予選に選ばれたチームは、他のエリアで行われる予選を勝ち上がってきたチームとともに日本代表最終選考に参加する権利が与えられ、さらに日本代表に選ばれると8月3日に開催する“世界コスプレサミット”の本戦に日本代表として出場となる。
そんな日本代表の候補を決める“世界コスプレサミット ニコニコ代表選考会”へのエントリー方法は、ニコニコ超会議2の公式サイトの“世界コスプレサミット ニコニコ代表選考会”(関連サイト)を開き、応募フォームより必要事項を記入するだけ。
応募の際の注意事項は、応募フォームにあるとおりとなっているが、“世界コスプレサミット”は、各国代表が2人1組でチームを組んで、ステージで2分半のパフォーマンスを行なうというものなので、当然ながら日本代表としてエントリーする人も、2人1組で2分半のパフォーマンスをひとつ用意しておく必要がある。また、使用する衣装も自作もしくは既成品を加工したもので、“購入したものを着ただけ”というのは認められていないので注意が必要だ。
“世界コスプレサミット”最高顧問のJacky・道斎さんによると代表選考予選に出場するための書類エントリーを通過するコツは、「エントリーシートの自己PR欄にコスプレや自身がエントリーした作品への熱い思いをください」とのこと。
放送終了後に、この日初めて本格的なコスプレに挑戦したMCのドグマ風見さんとふでぱさん、ゲストとして出演し、コスプレの楽しさを伝えてくれた5人のコスプレイヤーに話を聞いてみたので、ご覧頂きたい。
――今回、コスプレをされんましたが、感想をお願いします。
ドグマ風見 これまでも、簡単なものはやったことがあったんですが、本格的なものはやっぱり、テンション上がりました。
ふでぱ 初めてやりましたけど、本格的にやると全然違いますね。
――世界コスプレサミットの日本代表の面々のコスプレをみていかがでしたか?
ドグマ風見 自分たちとのレベルの差を感じました。プロのコスプレを見て、衝撃をうけて、自分たちもコスプレをしてみたいと思いました。
ふでぱ すごい綺麗で、みなさん自分の思いを語るときに目がキラキラしていて楽しそうで、私もやってみたいと思いました。
――今回、ニコニコ生放送に出演されましたが、ニコニコ生放送の雰囲気はいかがでしたか?
霜月紫 ニコ生だと、リアルタイムに出てくるユーザーの反応が楽しいですね。
海都~KAITO~ 生放送は、ほとんどやったことがなかったので、貴重な体験をさせて頂きました。
因幡優里 ニコニコ生放送に出演するのが初めてだったんですが、自分が喋ったことへのレスポンスが即返ってくるのが、新鮮かつ楽しかったです。こういう楽しみ方もありかなと感じました。
ドグマ風見 おお、これを機会にユーザー生放送に挑戦しますか?
ふでぱ コスプレで放送している人もいっぱいいらっしゃいますよ。例えば、メイクの仕方とかを放送するといいかもしれませんね。
コノミアキラ 私は、去年の7月にニコファーレで行なわれた“七夕フェスタ”というイナズマイレブンのイベントに出演させて頂いて以来のニコニコ生放送だったんですが、ユーザーさんの生の反応はやっぱり楽しかったです。
愛華しぐま 今回、交流ができたりが楽しいなと思いました。直接あわなくても、ネットを通じて交流ができるのは、すごく新鮮でした。
ふでぱ 今回の放送は、普段コスプレに接していない人も多く見ていたと思うので、新鮮な反応があったんじゃないでしょうか?
霜月紫 ユーザーさんの反応がめちゃめちゃ温かい番組だったと思います。
――ニコニコ代表選考会、出演を目指すコスプレイヤーさんに激励のコメントをお願いします。
霜月紫 リーダーの海都~KAITO~からお願いします。
海都~KAITO~ オレ、リーダーだったんだ!(笑) コスプレをこれから始めようという方たちに、新しい人たちに新しい意見やアイデアをコスプレ業界は出してもらいたいと思っています。ニコニコで歌ってみた、踊ってみた、やってみたで活動している人たち持っている技術をコスプレと融合させて、コスプレの世界に新しい風を吹かせてもらいたいと思います。
コノミアキラ 今回の放送を観て、コスプレをやろうかなと迷っている人がいると思います。そういう人たちに、ひと言“迷ったらGO!”です。私達も最初から衣装をつくれたわけではなく、こんなに動けたわけではありません。好きだからという思いが継続して、いまの私達になりました。好きという気持ちを信じてい、リスペクトをクリエイティブに変えるのがコスプレだと思います。
ぱぱりん 初心者のかたも、経験のある方も、ニコニコ超会議2にコスプレで参加してください。
↑世界コスプレサミットにエントリーするためのレギュレーションなどを伝えてくれたのは、Jacky・道斎さん。今回は私服での登場したが、彼も現役コスプレイヤーとのことだ。
特番第3回は、“同人系併催イベント編~同人とニコニコとこれから~”と題して、ニコニコ超会議2と併催される同人系イベント“THE VOC@LOiD M@STER”、“ニコつく”、“博麗神社例大祭”、“文学フリマ”の各代表者をゲストとして集結し、各イベントについて紹介していく。
ニコ動画やニコ生同様に個々のクリエイターたちが、つくり出す作品の数々や同人即売会の傾向などを垣間見ることができるので、見逃すな!
ニコニコ超会議 超まとめ
2013年4月27日、28日に幕張メッセで開催される“ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現する”がコンセプトの一大イベント。歌ってみた、踊ってみた、ニコ生、ゲーム、鉄道、コスプレ、超パーティー……と多岐にわたるジャンルの情報を今回も週刊アスキーが総力を挙げて、独自取材でお届けする。
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