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インテル製1万円スマホ Yoloの実力を世界最速レビュー

2013年01月29日 18時30分更新

 米Intelが1月24日に発表した“インテル入ってる”スマートフォン『Yolo』を、さっそく入手したという報告がたまたま(?)アフリカに行ってらっしゃる知人より入ったので、写メしてもらいました。なお、Yoloとはインテルが新興市場向けに出すスマホで、CPUにAtom Z2420、OSはAndroidでバージョンなど詳細は明らかにされていませんでした。画面サイズは3.5インチ、価格は1万999ケニアシリング(約126ドル)で500MBぶんの無料クラウド・ストレージが提供されます。

インテル製1万円スマホの実力を世界最速レビュー
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 以下、メールfromケニア(ほぼ原文ママ)です、脚注とあわせてお読みください。

Safaricom(※1)の店に行った。店のカウンターにはYoloのフライヤー(※2)がある。

すべての店に 届いているよのアナウンス(※3)。

そろそろ発売間近なのか……。しかし、アフリカの地でIntelなんて聞いたことがない。そんな気がする。 一番トレンドはサムソンだね(※4)。

(GALAXY)Note2が57,999KCSである。HTC ONE Xが59,999KCS。そして、HUAWEIのプロモーションが凄いお店に入っても、あのロゴのTシャツを着たケニア人がウロウロしている。ASCEND P1が42,999KCSだ!

で、本題のYoloなんだがさっぱり人気がないぞ(※5)。

まだ告知されていないので……というか、ケニアでも画面の大型化にトレンドは移っているのはよく分かる。しかし、それは一部の選ばれた人々であり、多くの人は通話とSMSを利用しているだけ。この国ではAppleなんてほとんど知られていないんじゃないの?

別の仲間(※6)が店頭に出ていましたよ……。じゃ、買いに行こうナイロビの店に行く。

「これくれよ」 「いいわよ」

誰も買わない感じだよね。実機を触る。うッなかなかいいんじゃない……。たぶんナイロビで一番、世界でもトップ100で購入できたのかな?

端末の裏カバーにナント“intel inside”から始まる。そして、表のイヤースピーカーの下にもロゴが。端末を起動すると、これまたインテルインサイド。しつこいくらいにロゴがひかる。そりゃ安く販売できるわ、そんな感じ。

で、大きな特徴はタッチパネルボタンが4つ(※7)、左からバック、メニュー、タスク、システムとなっている。これは、なかなか使いやすかもね……。

動作はキビキビしている。インカメラはないけど。後進国におけるパケットを考えると納得する。そして、何よりWi-Fiが協力につながってくれる(※8)。

なぜかdubleTweet(※9)が導入されている。バックから流れ出る音はクリアーで、それなりの音が出る。FMラジオも搭載し、イヤホンでもスピーカーでも鳴らすことができる。ボイスダイヤルの認識も悪くないけど、この機能って使うのか……。

Wi-Fi DirectとWiDi……ケニアで誰が使うの?

動作における温度はそんなに感じない(※10)。ただ、充電における温度はそれなりに感じるというか熱くなると思う(※11)。

ボディー裏カバーは細かいシボがあり滑り止めになる。動画を撮影したが所々で引っかかる感じがする。

※1 ケニアのキャリアですね。
※2 俗に言う“チラシ”ですね。
※3 ナゼ急に体言止めなのでしょう。
※4 正しくは“サムスン”になります。
※5 人気ないのかッ!
※6 別に怪しいお仲間ではございません。たぶん。
※7 写真を見る限り物理ボタンではなさそう……。
※8 いや、協力的なのかもしれないので……。
※9 “doubleTwist Player”のことかもしれませんが、ご本人ケニアで連絡付きにくく、スミマセンが未確認です。
※10「ほかのAndroid端末と比較し、操作性などに温度差を感じない」という意味かもしれませんし、「使っていて本体が熱くなるということはない」という意味かもしれませんが、ご本人ケニアで連絡付きにくく、スミマセンが未確認です。
※11 ※10は後者だったようです。

 えー……以上です。たぶん日本のメディアで一番、世界でもトップ100でレビュー掲載できたのかな? 送られてきた画像にも端末を知るうえでヒントになる情報が含まれておりますので、クリックして拡大などしていただけましたらと思います。

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 いじょ。ご帰国されたましたら続報をば。山根博士にも端末をお渡しし、感想などお願いしたく考えております。

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