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プロが求める高機能を優しいUIで駆使できる『PowerDirector 11』レビュー

2012年11月22日 06時00分更新

アマチュアでも使えるUIとプロの求める高機能を融合した映像編集アプリの決定版!

サイバーリンク『PowerDirector 11』
プロが求める高機能を優しいUIで駆使できる『PowerDirector 11』
↑サイバーリンクのビデオ編集アプリの最新バージョン。UIを使いやすく一新したうえで、動画自動解析“コンテンツアウェア”編集など新機能を搭載。用途に応じたUltra、Ultimate、Ultimate Suite、Deluxeと4つのエディションを用意した。

 最近スマホなどで映像を撮影し、編集する機会が増えた。そんな用途にオススメなのが『PowerDirector 11』。本バージョンは64ビット、マルチGPGPU対応による快適操作を実現し、4K映像にまで対応した。スタンダード版"Ultra"のほか、Ultraに多彩なエフェクトやテンプレートを同梱した"Ultimate"、Ultimateに色調編集アプリ、音響編集アプリを追加した"Ultimate Suite"など豊富なラインアップが用意されている。

映像解析技術で手軽に編集
プロが求める高機能を優しいUIで駆使できる『PowerDirector 11』
↑映像解析技術“コンテンツアウェア”を搭載。必要な映像の抽出と修正を同時に行なえる。

 "Ultra"は実売約1万4000円で購入できるが、機能的には5万円クラスのビデオ編集アプリとそん色ないレベルだ。たとえば"コンテンツアウェア編集"は、長時間のビデオを自動解析し、パンやズーム、人の顔、動きなどの場面を抽出し、かつ手ブレや光量不足などの問題があった映像は数ステップで補正してくれる機能。長時間のビデオ素材の中から使う場所を選ぶという非常に手間のかかる作業をアプリまかせにできるのは、プロにとっても画期的な機能だ。

 また編集時のレスポンスや、レンダリング速度も、64ビットネイティブ、マルチGPGPU対応により確実に向上している。Core i7(3.4GHz)のPCで試用したが、約5分、約150オブジェクトの動画編集でも、もたつくシーンはほとんどなかった。

リップル編集で操作性向上
プロが求める高機能を優しいUIで駆使できる『PowerDirector 11』
↑カットを追加・削除すると、ほかのトラックの全オブジェクトが追従して移動する。

 "リップル編集"に対応したのもうれしいポイント。あるトラックに映像の挿入や削除を行なうと、その変更に追従してほかのトラックすべてのオブジェクトが移動するので、とことんタイミングにこだわった編集を行なえる。

Windows8専用アプリを用意
プロが求める高機能を優しいUIで駆使できる『PowerDirector 11』
↑登録ユーザーはタッチ操作で映像編集できる『PowerDirector Mobile』を無料で利用可能。本アプリは同社サイトからダウンロードできる。

 発表されたばかりの本アプリは当然ウィンドウズ8に完全対応し、さらにタッチ操作でビデオ編集可能な『PowerDirector Mobile』を無料で入手できる。ウィンドウズ8を導入して、最初に入れるべきビデオ編集アプリの決定版だ。

PowerDirector 11
●サイバーリンク
●実売価格 1万4000円前後
http://jp.cyberlink.com/

提供:サイバーリンク

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