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早朝からWindows8発売イベントで盛り上がったMS会見

 マイクロソフトは10月26日、『Windows8』の発売記念記者発表会をベルサール秋葉原のイベントスペースで開催しました。
 Windows8の発売を記念したイベントで、前夜から各地で盛り上がりを見せる日本最大の電気街・秋葉原。前夜に続き、早朝から大手量販店・ヨドバシカメラマルチメディアAkibaやビックカメラ 有楽町店にMSの樋口泰行社長が出席し、セレモニーが行なわれましたが、MS主催の記者発表イベントは今回が初めて。

Windows8 イベント速報02
Windows8イベント速報03

 会場内には、Windows8を搭載した各社の新製品が展示され、11時30分からの記者発表では、樋口社長が登壇し、世界各都市で行なわれた前夜祭の様子を紹介するビデオを上映。日本においては、新OSを入れた紙バッグが前夜だけで約6000袋配布されたことを明かし、「昨晩だけでトータルで1万本ぐらいは売れたと思う」と好調な出足を振り返り、「タブレットに対応したことによりオンとオフとをカバーする新しいソリューションとしてWindows8を広く展開していきたい」と意気込みを語りました。
 

Windows8 イベント速報04

 続くデモンストレーションでは、業務執行役員Windows本部長の藤本恭史氏がWindows8の新機能を紹介。写真でパスワードを解除する新機能をはじめ、タイル状のアイコンをタッチパネルで触れて操作する新しいUI、右から左へスワイプすると画面右側に現われる“チャーム”バーの機能、Windows8の発売とともに正式スタートした“Windowsストア”などを披露。
 その後は、デバイスパートナー企業であるPCメーカー13社の代表者が壇上に上がって発売記念のセレモニーとしてテープカットを実施。“デジタルテープカット”と称して、壇上に並べられた液晶モニターに映し出されたテープが「エイト!エイト!オー!」の掛け声とともに断ち切られ、代わりに“祝発売!Windows8 2012年10月26日”の文字が映し出されました。

Window8 イベント速報01

 樋口社長によると、Windows8を搭載した機種は世界で1000機種、日本は世界最多の250機種以上が発売されるとのこと。「いろんなセレクションがある中で、お客様にフィットしたものを選んでいただけるようにサポートしていきたい」と樋口社長。Windows8発売前に既に全国の量販店の販売員1万1000人のトレーニングを行なったことを明かしたほか、年内に延べ1000回以上のデモを予定しているとのことで、新OSにかける気合の入れようが伺えました。また、「Windows8がまさに生態系のようなエコシステムになるべく、年末商戦に向け業界全体をを盛り上げていきたい」と力強く語っていました。

■関連サイト
Windows.com

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