海外版のKindle Paperwhiteで日本語書籍を読んでみたら圧倒的に良かった

2012年10月25日 20時00分更新

　Kindleストアがオープンしてすぐに海外版のKindle Paperwhiteで日本語書籍を買いまくった、デジタルオタクで読書オタクの平野友康氏のファーストインプレッション。

画面も超キレイで読める読める！自炊とは大違い

　やっぱり本命はPaperwhiteだから、iPhoneやiPadで見ても「ふーん」て感じだった。8000円台でPaperwhiteだと、読書好きは「こりゃヤバイ！」と思うと思う。小説もマンガもバッチリ。雑誌はダメ。文字の大きさは本物の小説ぐらいまで小さくしても快適に読める。老眼なら文字を大きくして超便利そう。

　全体がぼんやり光るから、暗いところで本領発揮。他の電子書籍端末は端末性能もサービスとしての機能もまったく相手にならない。

　モノクロの本を読む端末だからiPad miniとは戦うようなもんじゃない。あれは多機能タブレット、こちらは読書好きの激安＆超キレイモノクロ端末。

　たぶん数年後のAmazonは、これ系の端末でユーザーが買うコンテンツの儲けがスゴイことになると思う。まだまだ序の口。自社端末で自社コンテンツを売るわけだから利益率がハンパない。小売店からの脱却。

『Kindle Fire』も楽しみ。こっちはiPad miniとモロかぶりでかつ価格がminiより安い！

●Kindle Paperwhite
8480円
●Kindle Paperwhite 3G
1万2980円

●おもなSPEC（共通部分）
ディスプレー：6インチ電子ペーパー（212ppi、6段階グレースケール）
内蔵メモリー：約2GB（利用可能1.25GB、約1100冊ぶん）
対応フォーマット：Kindle Format 8 (AZW3)、Kindle (AZW)、TXT、 PDF、 unprotected MOBI、HTML、DOC、DOCX、JPEG、 GIF、PNG、BMP
連続駆動時間：約8週間（無線LANオフで明るさを10の環境下で、１日に30分利用した場合）
充電時間：約4時間（USB2.0ケーブルでPCから充電）
インターフェース：マイクロUSB、802.11b/g/n
サイズ/重量：117（W）×169（D）×9.1（H）mm/約213g

●関連サイト
Kindleストア