アップルは日本時間の10月24日、7.9インチ(1024×768ドット)IPS液晶を搭載する小型iタブレット『iPad mini』を発表しました。
Wi-Fiモデルは11月2日発売、10月26日予約受付開始で16GBのWi-Fiモデルが2万8800円~で3モデル。Wi-Fi+セルラー(LTE)モデルは11月下旬発売で16GBモデルが3万9800円から3モデル。セルラーモデルはauとソフトバンクから登場です!
片手で持てるiPad miniはデュアルコアのA5を搭載した小型モデル。同時発表の9.7インチ『iPad Redinaディスプレイモデル』とは異なりRetinaディスプレーは搭載しませんが、Wi-Fiモデルで308グラム、Wi-Fi+セルラーモデルで312グラムと9.7インチモデルの半分以下の重量を実現。セルラーモデルはSIMカードにNano-SIMを採用するのもトピックです。
薄さは7.2ミリととエンピツなみ。持ち運びしやすそうですが、落としやすさもアップした予感大。
インターフェースは先日発表されたiPhone 5、iPod touchと同様、小型で差し込み方向を問わないLightningコネクターを採用。駆動時間はWi-Fi経由でのビデオ再生で最大10時間と、こちらも9.7インチモデルと同じ。長時間駆動が期待できます。
CPUはiPod touchと同様デュアルコアのA5で、スペック的にはiPhone 5とiPod touchの中間的位置。本体色はホワイトとブラックの2色、スタンドとしても使えるスマートカバーはダークグレー、グレー、ピンク、グリーン、ブルーの5色に加えてアップルストア限定の(PRODUCT)REDの全6色。
すでに激戦区の7インチタブレット市場に満を持して登場した大本命。ライバルはもちろんGoogleの『Nexus 7』とAmazonの『Kindle Fire HD』。価格が少しお高めで解像度的なアドバンテージがないところも微妙ですが、爆発的に売れることは間違いなさそうです。
発表会を徹夜待機していたジャイアン鈴木は、すでに購入する理由を探しはじめた模様。そろそろ奥さんのカミナリが落ちそうです!
Wi-Fiモデル | Wi-Fi+セルラーモデル | ||
発売日 | 11月2日(10月26日予約受付) | 11月下旬 | |
ストレージ | 16GB(2万8800円)、32GB(3万6800円)、64GB(4万4800円) | 16GB(3万9800円)、32GB(4万7800円)、64GB(5万5800円) | |
CPU | A5(デュアルコア) | ||
カメラ | 500万画素(インカメラ120万画素) | ||
インターフェース | Lightningコネクター、ナノSIM(セルラーモデル) | ||
駆動時間 | Wi-Fi:最大10時間(インターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生)、セルラーモデル:最大9時間(インターネット利用) | ||
通信機能 | 802.11 a/b/g/n(2.4/5GHz)、Bluetooth 4.0)、※セルラーモデル:CDMA EV-DO Rev.AおよびB、GSM/EDGE、UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA/LTE | ||
サイズ | 134.7(W)×7.2(D)×200(H)mm | ||
重量 | |||
308g | 312g |
■関連サイト
・アップル製品ページ
・米アップルプレスリリース
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