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ソフトバンク、米スプリントを約201億ドルで買収決定

2012年10月15日 17時34分更新

ソフトバンク、スプリント買収

 ソフトバンクは、米国の通信事業者『スプリント』の買収について最終合意に至ったことを発表しました。スプリント株主総会や連邦通信委員会による承認を経て、2013年半ばに取引が完了する予定とのこと。
 完了後は、世界第3位の通信会社が誕生することになります。両社のサービスが融合してユーザーのメリットがあるとうれしいですね。

 以下、ソフトバンクのニュースリリース本文です。

当社によるスプリントの戦略的買収(子会社化)について

 当社と米国のスプリント・ネクステル・コーポレーション(以下「スプリント」)は、本日、当社がスプリントの事業に対して約201億米ドル(約1兆5,709億円(※1))の投資を行うこと(以下「本取引」)について、最終的な合意に至りましたのでお知らせいたします。投資総額のうち約121億米ドル(約9,469億円(※1))はスプリントの株主に支払われ、80億米ドル(約6,240億円(※1))は同社の財務体質の強化等に投じられます。
 当社とスプリント両社の取締役会で決議された本取引は、スプリント株主による株主総会における承認、競争法上の承認、連邦通信委員会(Federal Communications Commission)による承認その他監督官庁の通常の承認、及び表明・保証違反がない等その他の前提条件の充足(又は放棄)が条件となります。 
 両社は、2013年半ばに本取引が最終的に完了すると見込んでいます。本取引の結果、当社はスプリントの完全親会社となる新スプリント(以下に定義します)の株式の約70%(完全希薄化ベース(ただし、ストックオプションのうち行使価格が下記2.(2)に記載する合
併対価である1株7.30米ドルを上回るものについては行使されないことを前提とする。以下同じ))を保有することになり、同社を子会社化する予定です。

(※1) 1米ドル=78円で換算した試算値。

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