トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、ショップでiPhone 5を購入する時に気をつけたいアフィリエイトリンクの話と中二病をめぐる歴史などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!
iPhone 5を買ったら、アフィリエイトリンクが仕込まれていた
アプリや機能が豊富な他社のケータイとは異なり、iPhoneは極力無駄な要素を省いているのが特徴だ。にも関わらず、あるショップで買ったiPhone 5には、なぜか『モバゲー』などウェブサービスへのリンクが組み込まれていた──。今週、Togetterではそんな話題が注目を集めていた。どうもお店側が勝手にリンクをインストールしていたようだ。
たちが悪いのは、このリンクを経由して会員登録をすると、店舗にお金が入る“アフィリエイト”(成功報酬型広告)だったということ。実は以前、ソフトバンクショップでも同様の報告例があったため、Twitterでは「ショップに直接依頼が回っているのでは」という推測も出ていた。もっと危ないものを入れられるかもしれないので規制が必要かも……と不安がる声も。ケータイに慣れると見逃しがちだが、iPhoneを買った際はぜひこの記事を読んで、自分が該当しないかどうかを確認しておこう。
Togetter:iPhone 5買ったらショップでアフィリンクを仕込まれた話
「電話かけてきた人を助けに行く」……これ、何の映画?
好きなものに対しては、誰もが詳しく語りたいもの。中でも映画は、出演者や映画監督、様々なストーリーや製作の裏話など、話題になるキーワードが多い。それを逆手に取ってか、今週Twitterでは、あえて好きな映画を雑に紹介するネタが流行していた。本記事はそのツイートのハッシュタグ、“#好きな映画を雑に紹介する”でのつぶやきをまとめたもの。
「炭鉱の素人娘たちが、やたらダンスが上手い」や「女の将軍が男を侍らせる映画」など、重要なテーマが紹介されているものはまだわかりやすい方だ。「白人と黒人が大暴れ」といったシンプルすぎるものから、「ジャッキー・チェンが酒を飲むと強くなる」という、シーズン物のどれかわからないヒネりの効いた回答をする人まで、様々な紹介文が並んでいる。映画好きなら楽しめること間違いなしのまとめだ。
Togetter:だいたいあってるw #好きな映画を雑に紹介する ハッシュタグまとめ
謝罪メールが予測変換でとんでもないことに!?
謝罪のメールを書くときは、誠意が伝わるような内容を心がけたいものだ。しかし、ちょっとしたミスでとんでもない文章を送ってしまったとしたら──。そんな胃が痛くなるような体験談が、Togetterにまとめられていた。話の始まりは、ある人物が真面目な謝罪メールを入力しようとしたこと。しかし、予測変換のミスで「シャバドゥビタッチヘンシーンwwww」(『仮面ライダーウィザード』が変身する際に待機音としてベルトから鳴る音声)と打ち込んでしまい、しかもそのまま途中送信してしまったという。普通に考えれば、怒られて当然の内容だろう。
しかし、事態は思わぬ展開を見せることになる。ほどなくしてメールに返信が届き、おそるおそる開いたところ、最下部に「追伸:私はプリキュア派です」と書いてあったというのだ。つまり、相手が『仮面ライダー』を知っていたため、同じく日曜の朝に放送している『プリキュア』をネタにして、ジョークで返してくれたというわけ。やってはいけないミスが幸運にも共通の話題を呼んだという、まるでマンガのような展開は必読だ。
Togetter:謝罪メールを送るつもりが予測変換ミスでとんでもないことに
ノーベル賞博士の髪型がインパクト大な件
今月8日、ノーベル医学生理学賞の受賞者として、京都大学の山中伸弥教授とケンブリッジ大学のジョン・ガードン博士が選ばれた。特に山中教授は、日本人の受賞者ということもあって、メディアで見た人も少なくないだろう。しかし本記事は、もう一人の受賞者であるガードン博士についてのもの。彼の髪型が、一度見たら忘れられないようなものだという。
記事には写真もまとめられているが、長い髪を強引にオールバックにしたような強烈なもの。Twitterでもそのインパクトから、多くの反応を呼んでいた。中でも“あきまん”の愛称で知られるイラストレーターの安田朗さんが、自身の手がけた『ストリートファイターII』の登場人物“ガイル”に似せたイラストを書いているのは驚き。その他にも、似たような髪型の俳優とのコラ画像を作ってみた人、自分の髪で真似てみた人などが登場しており、眺めているだけで楽しさが伝わってくる。
Togetter:ノーベル賞のジョン・ガードン博士の髪型に注目してしまう
「中二病」にも歴史あり、その変遷を探るまとめ
自分をファンタジーの登場人物のように思い込む、難しい漢字を使いたがる……。“中二病”という概念を、こう捉えている人は少なくないだろう。その中二病の概念が、どのように変遷していったのかを調査したまとめがこちらだ。それによると、中二病という単語が初めて誕生したのは、伊集院光さんのラジオ『深夜の馬鹿力』から。この時点ではインターネットに広まることはなかったのだが、2005年10月から突然、2ちゃんねるで関連スレッドが爆発的に増加しはじめる。当時は洋楽やマイナーを愛好するというサブカル系の言動が扱われることが多く、オタク的要素はあまりなかったそう。
今日言われているような中二病の概念が完成するのは、ネットで有名な“邪気眼”のエピソードからだ。この話は2006年2月12日に『2ちゃんねる』に投稿されてから、半年足らずで中二病のひとつとして公然と認められるようになった。そこから、現在のような概念が定着したという。詳細は全文を読んでほしいが、ネットスラングと思われているものにもこんなに深い歴史があるのかと、思わずうなってしまうだろう。
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