幕張メッセで開催中の『CEATEC JAPAN 2012』で見つけた、個人的にオモシロかったものを紹介します。ロボットからコーヒーメーカー、シミュレーションソフトまでいろいろなモノが勢ぞろい!
●スピーカーがロボットにトランスフォーム!? ダンサーロボの華麗な共演
ロボットに変形するポータブルスピーカー『mRobo』です。立ちよったときにはすでに動きが止まっていたのが残念でしたが、ダンサーの風格をかもし出しています。ダンス公開の際は人だかりができていたようで「ぐぬぬ……」な気分でした。
リチウムポリマー充電池が入っているそうで、ダンスモードだと2時間踊り続けられるそうです。
ほかにも、音楽のリズムを感じてダンスする『DiscoRobo』も展示。こちらはピコピコと機敏なダンスをお披露目。背後には奴の影が……。
●地形を3Dで表現するシュミレーションソフト
3Dの文字に釣られてやってくると、3次元リアルタイム・バーチャルリアリティーソフト『UC-win/Road Ver.8』を発見。
ソフト内で地形データ、道路データを入力し、道路の土工処理をすればすぐに指定した地形を3Dで表示できます。今回見せてもらったのは渋谷のスクランブル交差点。
なんと、実際の座標も画面左下に表示されています。
天候状況を晴れや曇り、雨などのチェック項目で指定すると、指定した天気に早変わり。
3D世界で自動的に走る車をマウスでクリックすると、車を運転できたり360度、ぐるりと車を見られます。また、天候を雨に指定するとフロントガラスが雨に濡れているように。
ワイパーを出すことで、雨を拭き取りクリアーな視界になるのも再現。
バージョンアップにより追加された“津波シミュレーション”では、実際に津波がくるとどうなるかといったものを可視化。
また、クラウドを使った『VR-CLOUD Ver.3』では、同じ視点を共有して地形を確認できます。複数人で話し合う際に活用されるそうです。ネットで動画が見られる程度のマシンスペックで動作するので、スマホからでも使えます。
●格ゲーマーも注目? LEDで光るアーケードゲームふうなボタン
格ゲー用のアーケードコントローラーにセットされたLEDで光るボタン『MM9-PSU』。ゲームセンターなどのアミューズメントで使用されるもの。
どことなく懐かしいボタンも見られる。古いアーケードゲームの筐体にも付いていたようです。
遊戯機用に作られたスイッチ。ボタンを押すたびに赤や青などに光色が変わります。
静電容量式のタッチパネルなどもあり、Windows8のRT版を入れた機材にセットされ展示。動作もスムーズでしたよ。
●スマホで設定するだけでコーヒーが作れる機械
休日の朝、布団にこもったままコーヒーの種類や味の濃さをスマホで設定してコーヒーがつくれるという画期的なコーヒーメーカーを発見。コーヒーメーカーだけではできないレシピなどの設定を、スマホが補うことで多様なコーヒーがつくれるそうです。
●個性的なiPhone5ケースが盛りだくさん
古書のようなiPhone5ケースから、単色のハードケース、かわいらしい刺繍のスマホケースをたくさん発見。見えている範囲はすべてiPhone5のケース。古書ふうケースには、iPhone5が発売されるまでにこのようになるだろうと研究してつくったという、金属製のモックアップが。
●これ1台でインターフェースを完全装備!
どことなく篠笛のようにも見えるドッキングステーション『ultra station JUD500』。ウルトラブックでの使用を想定しているようで、USB3.0搭載はもちろん、D-Sub15ピンやHDMI、有線LANなどの接続が可能。
実際に使用するとこのようになり、上にPCを乗せることでキーボードを打ちやすい、程よい角度になります。カバンの余ったスペースに入れられるのはグッド!
今年のCEATECでも、アスキーブースでUstream中継が10月6日まで行なわれています。会場に行けない人も、ぜひネットで視聴してみてくださいね!
■関連サイト
CEATEC JAPAN 2012
Ustream配信ページ
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