オランダの首都、アムステルダム。ヨーロッパへの乗り継ぎでアムステルダム空港(=スキポール空港)へ立ち寄る人も多いかもしれません。空港からアムステルダム中央駅までは鉄道で20分ほど。トラムと運河に囲まれたアムステルダムの町並みは旅情にあふれています。
アムステルダム観光の拠点、中央駅 |
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さてアムステルダムでは観光スポット巡りももちろん面白いんでしょうが、どうせならやっぱりスマートフォンでも買いたいですよね。あるいはたとえ買わなくても、現地ではどんな製品が売っていていくらくらいするのか、なんてのを見るだけでも楽しいかも。幸いなことに駅からそう遠くないエリアに携帯キャリアのお店などが連なっているので、数時間もあれば一通り見回ることが可能です。
観光気分でニューヴェンダイク通りを歩こう |
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アムステルダム中央駅から近いニューヴェンダイク通り(Nieuwendijk)は大通りから1本内側に入った裏路地的な雰囲気。お土産屋のみならずスーパーなどもあるので当てもなく歩き回るだけでもちょっとした観光気分になれるかもしれません。
お店はだいたい朝9:30くらいからオープン。なお夜は通常18:00くらいに閉まり遅い時間は買い物できないので注意が必要です。
Vodafoneのお店を発見! |
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店内に並ぶプリペイド携帯やスマートフォン |
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雰囲気のいい通りを歩いているとVodafoneのお店がありました。オランダにもVodafoneがあるんですね。さっそく店内に入ってみると、プリペイドのスマートフォンも売られています。
ミッドレンジクラスのものなら100ユーロくらい。数日滞在するなら買ってみるのもいいかもしれません。なおオランダはプリペイドの購入に身分証明書などは一切不要です。
地元キャリアのHi |
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T-Mobileもありますよ |
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通りには地元キャリアのHiやKPNなどのお店もありますし、海外本拠のキャリアとしてT-Mobileもありました。こちらでももちろんプリペイドSIMやスマートフォンを販売しています。
この通りはどのお店もほぼ英語が通じるので買い物も難しくありません。なおプリペイド端末はSIMロックがかかっています。
独立系の携帯ショップ、The Phone House |
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店内はやっぱりスマートフォンがメインに並ぶ |
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そしてヨーロッパで各国に展開しているThe Phone Houseもオランダにはあります。ここは各キャリアの契約/プリペイドを取り扱うほか、端末の単体販売も行なっています。
ただしSIMフリーのスマートフォンはやはり価格は高め。安くSIMフリー機を買うなら、ちょいと怪しげな小規模な携帯屋などを探したほうがよさそうです。
BelCompanyも独立系の携帯ショップ |
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The Phone Houseと類似のお店にBelCompanyというお店もありました。ただプリペイドの品揃えはやや少ない印象。とはいえお店を見つけたらせっかくなので立ち寄ったほうがいいですね。
アムステルダムのお土産屋さん |
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iPhoneとiPadのカバーはちょっとイマイチかな |
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さて通りにはお土産屋さんがいくつかありますが、アムステルダムと“I am”を掛け合わせた“I amsterdam”なんてお土産屋さんもありました。
店頭にはそのロゴの入ったiPhoneやiPadのカバーがありましたが、アムステルダム土産とするにはちょっとイマイチかなぁという印象。チューリップとか水車とかの柄のほうがオランダっぽい気がします。
小腹が空いたらFEBOへ! |
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ニューヴェンダイク通りは途中ダム公園を通り、その先はカルファー通り(Kalverstraat)へと繋がります。キャリアや携帯ショップはまぁそれぞれの通りにちらほらとある状況なので端から端までのんびりと歩くことをお勧めします。
さてそうやって1時間くらい歩き回っていると、お腹がちと空いてくるというもの。通りにはマックやバーガーキングがあり無料でWiFiも飛んでいます。でもオランダに来たからにはぜひともFEBOへ立ち寄りましょう。
店内は自動販売機でコロッケが売られています |
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作りたてでホクホクのコロッケ! |
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FEBOはコロッケを中心としたファーストフードチェーン店なのですが、面白いのは店内。レジで買うこともできるのですが、ヨーロッパには珍しくショーケースにお金を入れるところがあり、コロッケがひとつひとつ入れられているのです。
値段は1ユーロから2ユーロ程度。自動販売機のようにコインを投入して扉を開けるとコロッケを取り出すことができます。コロッケは冷凍ではなく裏からつねに作りたてのものが補充されます。これがなかなかウマイ!!
スキポール空港にもコロッケが! |
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トランジットの際も時間があれば外に出たいもの |
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ちなみにスキポール空港にもコロッケ屋さんがあり、類似した自動販売機があります。どうやらオランダではコロッケをこうして売るのが一般的なんですね。アムステルダムに用事がなくともスキポール空港をトランジットで利用するなら、いったん入国して空港内でコロッケを食べるもよし、また時間に余裕があれば中央駅まで出てニューヴェンダイク通りでスマートフォンを見てFEBOでコロッケ、なんてのもいいかもしれません。
てか筆者も今回のアムステルダム訪問はコロッケばかり食べてしまい、肝心のスマートフォンの購入はなし。人間満腹になるとほかの欲望が抑えられてしまうものなんですねぇ。まぁしょせんはただのコロッケなんですが、店先で現地の人に混じってアツアツのモノを食べるとなんだかとても美味しく感じてしまうんです。みなさんも騙されたと思ってぜひ一度はオランダでコロッケを食べてみてください。
山根康宏さんのオフィシャルサイト
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