『CP+2012』の発表以来、まだかまだか、発売の“夏”って何月? とカメラファンをやきもきさせた『DP2 Merrill』の発売日が発表となった。
『DP2 Merrill』
●7月12日発売
●予想実売価格 10万円前後
一眼レフカメラに搭載する、APS-Cサイズ(約23.4×16.7ミリ)とほぼ同じサイズとなる、23.5×15.7ミリの“Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー”を搭載したコンパクトデジカメ。RGB全色を3層で取り込むイメージセンサーで、撮影対象には存在しないはずの色“偽色”が原理的に発生しないのが特徴。
かんたんに言うと、光と色の情報を余すことなく取り込むため、見たまんまが撮れる! という代物だ。
↑操作系はシンプル。“QS(クイックセット)ボタン”で使用頻度の高いメニューが呼び出せる。 |
また、『DP2 Merrill』は画像処理エンジンを2つ搭載し、高速処理を実現。さらに、レンズは専用設計の単焦点。焦点距離は35ミリ換算で45mm相当となる、30mm F2.8のレンズを搭載している。
外観もシンプルでまさに、玄人好み! といった逸品。ただ、ユーザーインターフェースのカスタム具合やオートフォーカス撮影の強化など使いやすさもアップ。
各社から登場し、にぎわう高級機シリーズでも明らかに異質となる製品。これまでのシグマのDPシリーズでも、撮った写真で「うぉ~、デカくプリントしてー!」と唸れるほどのスゴさがあるので、新機種も相当楽しみです!
撮像素子 | 23.5×15.7mm CMOSセンサー |
有効画素数 | 4600万画素 |
レンズ | 単焦点、F2.8-16、35ミリ換算45mm |
動画 | 640×480ドット(AVI、30fps) |
液晶ディスプレー | 3インチTFT液晶(約92万ドット) |
記録メディア | SDXCカード |
サイズ | 121.5(W)×59.2(D)×66.7(H)mm |
重量 | 355g(電池、カード除く) |
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39,300円
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39,480円
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