初夏といえば『東京おもちゃショー』の季節。今年も東京ビッグサイトにて開催中の『東京おもちゃショー2012』に行って、週アス読者の琴線に触れそうなアイテムを探してきましたよ!
まずは14日特設ステージで開催された、弾けるドミノ『スティックボム』(メガハウス)のギネス記録挑戦成功記録から。
『スティックボム』ギネス記録1万本に挑戦(メガハウス)
見事に1万本を倒し、歓声が上がった瞬間です! 社員のみなさんが夜中、必死で組み合わせて制作したものとか。『スティックボム』は現在発売中の商品で、スティック200本、How To DVD、ガイドシートがセットになったスターターセットが実売2000円前後で発売中。
■タカラトミー
『バトロボーグ 20(トゥエンティ)』
●7月14日発売予定 ●3990円
ロボットの左右の腕と連動するヌンチャク型コントローラーでワイヤレス操作するボクシングバトルロボット。通信方式はおなじみ2.4GHzの無線方式で、最大20人まで同時対戦が可能。“バトルモード”時は、相手の顔に5発パンチを決めると背中のライトの色が変わっていき、ノックアウト!
右手のコントローラを握ってパンチすれば伸びのいい右ストレートが! 左手を振ればショートレンジの左フック! 操作のタイムラグはほぼゼロといえる反応のよさ。強く振る必要はなく、軽く振るだけで狙いどおりのタイミングでビシッとパンチできて気持ちいいです。
細かく振ることで猛ラッシュも! 基本的に操作はパンチだけですが、パンチをするたびに慣性でロボが前進するので、左右パンチの振り分けや連打を駆使することで移動しつづけ、ロボットを動かす感じ。
うしろに回られるとピンチ! 必死に左フック連打で回避! 回避! 回避ー!
コントローラーにはバトルを盛り上げるスピーカーを内蔵。ロボットの充電システムも兼ねており、約20分の充電でロボットは約10分駆動。ロボット本体や背部の旗パーツに貼るユーザーシールや、形状の異なる拳パーツを付け替えれば、オリジナルロボットにカスタマイズも。
『バトロボーグ 20』はステージイベントでも大々的にクローズアップ。イベントにはボクシング日本フライ級王者の粉川拓也選手と、お笑い芸人の小島よしおさんが登場(本来はスギちゃんが登場予定でしたが体調不良のため、急きょ小島さんが代役)。
「そんなの関係ねぇ!」の振りにもきっちり反応するバトロボーグ 20ですが、連打しすぎて自爆するというオチもついて、3ラウンドマッチの対戦は粉川拓也選手の勝利でした。
■タカラトミーアーツ
『ガリロボ君(ソーダ/コーラ)』
●6月発売 ●1890円
ガリガリ君、今年はまさかのトランスフォーマーとのコラボ! アイスキャンディー形態からガリロボ形態にトランスフォームする変形ロボットで、オプティマスプライムの装備をベースにに独自の剣と盾を装備するガリロボ君に。
盾の形状は赤城乳業の所在地である埼玉県のカタチなんだって! ガリロボ君のアゴは開閉するとガリガリと音がするなど、細かいネタ満載のクールなトランスフォーマー。アイスだけにね。
本物のガリガリ君も来てました。今年のガリガリ君はイエローと赤! 去年とは違うのだよ!
『i-SODOG(アイソドッグ)』
●来年春?発売予定 ●価格3万1500円
ブルートゥース接続したiPhoneをリモコンにして操作できる犬型ロボット。15個の極小サーボモーター搭載して、犬のかわいらしい動きを徹底的に再現。8方向と左右ターンを指示して歩けるだけでは単なる犬型ラジコンだけど……。
iPhoneを傾けるとGセンサーと連動してアイソドッグも滑らかにぐぐーっと体を傾けることができ、iPhoneの音楽再生に合わせてダンスを踊るなど、動きのよさは抜群! 感心してデモを見ていたところ「おばあちゃんが飼ってたアイボが急に動かなくなっちゃって、もう電池の犬は飼わない!って言ってたからな~」と急に告白してきた編集部の松崎さんにも、ぜひすすめたいところ。
50種類以上の会話を理解でき、スマホから音声で指示したとおりに動けるほか、アイソドッグが踊ったダンスの評価を記憶して、ほめてもらったダンスを自己判断して多く演じるなど、性格も変わったり、自律型ロボットとしての機能もあるんですよ。
また、鼻は生体センサー部。2台のアイソドッグの鼻を同時に触れると、触れた人を介して2台がリンクし、アイソドッグ間でダンス情報を交換したり、2台が同じ気持ちを共有できるとか。付属コントローラーからの指示もできるので、iPhoneをもってない人でも安心。
アイソドッグは『オムニボット』や『アイソボット』の流れをくむロボット、ということで先輩達もいっしょに並んでいました。懐かしいーーーー! トレーを乗せてお茶を運んだりと実用的な要素があったオムニボットと同じく、アイソドッグもセンサーで不審者を威嚇する番犬モードを搭載しています。
『OLYMPUSマイクロ一眼カメラ ミニチュアコレクション』
●10月発売予定 ●1回200円
キタキタ! すでに発売中のペンタックス ミニチュアコレクションに続くカプセルトイの新シリーズも登場予定。小さくてもレンズが交換できるのがいいですよね。
『ロボフィッシュ』
●7月21日発売予定 ●1500円
こちらは、ボタン電池2個で水中駆動する魚型ロボ。水に放つと本物の魚と同じリズムで元気に泳ぎだし、水槽の底をつついたり、緩急をつけた泳ぎ方で、ちょっと遠目から見たらクマノミちゃんなんて本物みたい。再現度はかなり高め! 連続駆動時間が2時間ほどと、ちょい短めなのが気になるところ?
付属のケースがスタンドになって休ませられるので、コレクショントイのように集めて飾るのもよし。このシリーズ、どんどん新作出してほしいです。
『モンスターシューティングリアル』
●7月12日発売予定 ●6279円
家の中など、今いる場所のなかにモンスターを出現させてAR空間で戦うシューティングゲーム。クエスト形式で新たなモンスターを討伐していき、新たな武器やレアモンスターをコレクションできるゲーム要素で飽きさせないつくり。
デモンストレーターさんのガンさばきがヤバイ。鬼はえー。マガジンを切り替えてピストル、マグナム、マシンガンを使い分けるそうな。
弾の発射時やダメージを受けたときに衝撃がバイブレーションでビンビン伝わるから撃っていて楽しかったです!
『ジョッキアワー』
●発売中 ●1575円
電池で駆動するビールサーバー『ビールアワー』の後継機で、炭酸ガスカートリッジ不要のモデルが登場! 電源も不要の発泡ジョッキ! ジョッキのハンドル部にあるレバーをひと押しするとバネの反動でハンマーが動き、ビールを下から強制発泡させるというもの。おもしろがって何回もパチンパチンと発泡させると炭酸が抜けすぎるからほどほどに。
『おかしなプッチンプリン プッチンアイス』
●7月2日発売予定 ●997円
グリコの『プッチンプリン』を丸ごとアイスにして、アイスクリームのような感覚で食べちゃうクッキングトイ。プリンに専用トレーとスティックを差して、冷凍庫で凍らせ、逆さにしてプッチンするだけだから簡単。専用設計なのでプッチンプリンジャストサイズで失敗もなし。トレーはレギュラーサイズとビッグサイズの両方に対応している模様。
試食サンプルを食べてみると、空気分がほとんどない羊羹っぽい食感で、固くなくサックリ食べられます。味はプリンの濃厚さが凍ることで一段と増した、まったりとしたコクのあるアイスでおいしい! ビッグタイプのプッチンプリンの場合、凍るまでに8時間程度かかるそうです。
『夜空におえかき マルチペンライト』
●11月発売予定 ●2520円
iPhoneとペンライトを使った“光るアート写真”が撮影できるキット。ペンライトの光で描くアート写真の撮影に特化した専用カメラアプリで1/3/5コマのアニメーション、1秒~無限大の撮影時間、3段階の明るさ設定ができる。描いたアート写真のメールやTwitter、Facebookへの投稿機能も搭載する。
光のアート写真は慣れないと描くのが難しそうですが、指定された場所をペンで描いて練習できる“おてほんモード”で徐々にテクニックを取得できるとか。
専用ペンライトは3つのスイッチを組み合わせることで27色の調光が可能。点灯パターンは常時発光と破線を切り替え可能です。
『かくれんぼ クロックちゃん』
●9月発売予定 ●4410円
『かくれんぼ クロックちゃん』(タカラトミーアーツ)
針もデジタル表示もない時計ロボ。時報ボタンを押すと「○時! やる気がみなぎってきたー!」と、ちょっとしたひと言を添えて現在時刻を教えてくれます。おもしろがってあんまり押しすぎるとスネて教えてくれなくなるなど、人間味のある部分が憎めない。カラーはブラック、グレー、イエロー、ピンクの4色があり、色によって性格や口調が異なります。
『LINE マスコットストラップ』
●8月下旬発売予定 ●1回200円
大人気の通話アプリ『LINE』のスタンプキャラのイヤホンストラップがカプセルトイで出るよ出るよー。
『テレビの手』
●発売中 ●2100円
上下に振るとスイッチオン/オフ、左右に振るとチャンネル/音量調整ができる、スティックタイプのテレビリモコン。すでに発売中のブルー/オレンジに加えて、8月に『みのもんたの朝ズバッ!』コラボモデル(2310円)が発売されるとか。一応言っておきますが、アナログテレビでは利用できません。
■ウィズ
アプリズムシリーズ『囚われた友人』
iPhoneと連動するホラーボードゲーム。ボードゲームの盤上にはマス目しか情報がなく、コマ内の情報やストーリー展開はすべてiPhoneで展開される。先の情報が盤面から解らないため新鮮に遊べるだけでなく、心霊写真を撮影したり、自分あてにゲームから電話が掛かってくるなどドキドキ感がすごい! マルチエンディング形式で、ストーリーやゴール地点が数種類用意されているとのこと。残念ながら写真はNGでしたが、めちゃくちゃおもしろそうでした。
■トゥロッシュ
『コケロミン』
●発売中 ●9980円
おなじみ、カエルの口を開閉して音程を変え、演奏できる電子楽器パペット。前作『ケロミン』よりひと回り小さくなり、電池なし重量では前作の4分の1しかない250gと軽量化。9月20日にはイグ・ノーベル授賞式で演奏するそうです。
世界最小というテルミンユニット! こんなに小さくても指の位置を判定でき、音階をちゃんと鳴らし分けられます。
■セガトイズ
『Wappydog』
●2013年3月予定 ●4980円
『プーチ』や『idog』に続くセガトイズの最新ロボットペット。頭や体を触ると反応、成長するのはお約束。これまたiPhoneとの連携機能をもっており、Wappyとチャットで会話したり、アプリを通じていっしょにゲームで遊べます。
『アイソドッグ』と比較すると、『Wappydog』は本体の動きよりもアプリを介したコミュニケーションに力を入れている感じですね。まあ、予定価格もだいぶ違う製品ですしね。
『Wappydog』の言いたいことはアプリ上に日本語で表示。ロボットと双方向でコミュニケーションが取れるのはおもしろい試みかと。
『ホームスター R2-D2 EX』
●9月発売予定 ●2万790円
『ホームスター R2-D2』の本格グレードアップ版が登場。動きながらドロイド語で話しだすR2-D2に激萌え必至!
『ホームスター R2-D2 EX』(セガトイズ)
天井に向けては6万個の星空を映し、側面のレンズからは5人キャラクター映像を投影。レイア姫を投影して「Help me,――You're my only hope」と自分でつぶやけば、気分はルーク!
『ホームスター アースシアター』
●11月発売予定 ●3万6750円
光学式で投映される約6万個の星々と、デジタル式で投映されるグラフィカルな映像を組み合わせて星空を映し出す、ハイブリッド式LEDプラネタリウムプロジェクター。プログラム上映として約25分の『地球の夜空』、約10分の『はやぶさの旅』の2本が用意されてます。
『ジュエルポッド ダイヤモンド』
●7月26日発売予定 ●6825円
土曜朝の楽しみ『ジュエルペット』でおなじみのスマホ型アイテム『ジュエルポッド』の新作。「スマホ型だから欲しい」という子供が多くて、前作は累計販売個数30万個を超えるヒット商品になったとか! マジか! 子供もスマホ欲しいんですね。2.4型カラー液晶とカメラ機能を新搭載して、撮影したデジカメ写真をフレームやスタンプで楽しくデコレーションなんてことも。通信機能で友達のジュエルポッドに送信したりもできるんだそうです。
■バンダイ
キタよキタよ! ブース入り口にはスマイルプリキュア、ゴーバスターズ、仮面ライダーフォーゼと人気キャラがお出迎えのバンダイブースでウルトラハッピーな気分ですなぁ。
『スマートペット』
●発売中 ●実売価格 6480円前後
こちらは真っ先に発売される犬型ペットロボ。iPhoneを“顔”として搭載するロボットペット。画面(顔)をタッチしたり、たたいたり、なでることでコミュニケーションできるので、ほかのロボットペットよりスマホ感が強い。iPhoneとボディー本体とはBluetoothで連携。顔の上部をスワイプすると喜び、たたくとしょんぼり。くしゃみをするとズザザザーっと後ろにズリ下がるなど、かわいい面も。
スマートペットの顔は、カメラで撮影した“人の顔”にチェンジできて、目、鼻、口を指定された枠に収まるように撮影すると、顔データとして登録できます。通常の顔と同じように、取り込んだ顔データも自動でまばたきしたり、口を動かしたり。担当者によれば、独自開発のアプリとのこと。
『絶叫! お化け屋敷ゲーム』
●7月7日発売予定 ●3780円
80年代に一世風靡した『お化け屋敷ゲーム』がスマホ連動でリニューアル。イベントシーンはスマホからの映像、音、振動で恐怖感をさらに盛り上げる! とりあえず3回くらいオバケに進むのを拒否されました。おもしろい。
『DX超合金魂 マジンガーZ』
●12月発売予定 ●3万6750円
『マジンガーZ』生誕40周年を記念する全高約30センチの超合金。前面外装パーツはすべて取り外し可能、内部メカ構造の精密な造形は要注目。肘、肩、膝の可動域も広く、ポージング自由度も高い。マジンガー周囲のパーツスタンドは“格納整備基地”として本体にセット付属です。ブレストファイアーや光子力ビームを再現する発光ギミックも搭載するなど、記念にふさわしいスペシャルな超合金です。
『DX MMZ-01 モエモエズキューーン』
●9月発売予定 ●1万2600円
痛さは強さ!『非公認戦隊アキバレンジャー』の重妄想用変身グッズこと、ズキューーン葵ちゃんフィギュアが銃に変身。変形ギミックは完全再現され、攻撃音のサウンドギミックも搭載するとか。
『HYBRID GRADE』
●7月30日発売予定 ●1回500円
カプセルトイとしては最大級となる、全高95ミリのコレクションフィギュア。各キャラクターの名セリフが書かれた台座はARマーカーになっていて、専用アプリからマーカーを読み取ると、フィギュアに変身エフェクトや効果音といった演出が。この世のすべてのフィギュアがこうなったらいいのに。
リアル『HYBRID GRADE』を体験してみよう! のコーナーでは、お姉さんがお手本としてフォーゼの変身シーンを披露。「宇宙、キターーーー!」」に少し照れていたのが個人的にグッときました。
■ルービーズジャパン
『スター・ウォーズ』や『スパイダーマン』、ハロウィン衣装ならばルービーズ。スパイダーマンの動きがキレっぷりはおもちゃショーへ遊びに行ったら必見ですよ。
以上、レポート終了です。なにか欲しいものは見つかりましたか?
東京おもちゃショー2012は6月17日(日)まで開催中です!
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