前回、中途半端に日本語化したGALAXY S IIIですが、結局あっちゅーまにroot取ってほぼ完璧な日本語化だん。なのでございます。えー、この時点でなんのこっちゃな方は早々にご退出いただいたほうが無難かと思われます。もっと有意義なスマホ関連記事がPLUSにはたくさんアップされておりますので……。
今回参考にしたのはXDAフォーラムではなく、その名もズバリ“Root Galaxy S3”なるサイト(リンクは記事最下に記載)。もう全部載ってます。英語ですが。ファームウェアなんかも置いてありますね。
まず最初に、GALAXY S IIIのPC用ドライバーをインストールするため、サムスンのサイトからデスクトップ連携ソフト『Kies 2.3』をダウンロードしてインストールします。このインストール、異様に時間かかりますので覚悟を。ドライバーほしいだけなのになぁ……。
続いて“CWM Recovery”をGALAXY S III本体にインストールいたします。そのために、PCにOdin 3.04をダウンロード&インストールします。続いて“CF-SGS3-CWM-v5.5-v1.0.zip”をダウンロード。解凍してCF-SGS3-CWM-v5.5-v1.0.tarにしておきます(いずれのファイルも“Root Galaxy S3”から入手可能)。
1. GALAXY S IIIの本体設定で、USBデバック(開発メニューにあり)をオンにし、電源をオフにします。その後、一度バッテリーを抜きます。
2. 音量ボタンの下とホームボタンを押しながらGALAXY S IIIの電源を入れます。
3. PCでOdin 3.04を起動します。
4. GALAXY S IIIをPCにUSB接続します。
5. Odinの画面の左上にCOMポートの表示が現われるのを待ちます。現われない場合、GALAXY S IIIのUSBデバックがオンになっていないか、PCにKiesがインストールされていないか、その両方の場合が考えられます)。
6. Odinの画面の右下のほうにある“PDA”をクリックし、”CF-SGS3-CWM-v5.5-v1.0.tar“ファイルを指定します(ZIPから解凍しておかないとダメです)。
7. Odinの画面の下にある“Start”をクリック。処理が完了すると、GALAXY S IIIが自動で再起動します。
以上でCWM Recoveryの導入は完了です。続いて本題のroot化を。
1. “CWM-SuperSU-v0.89.zip”をダウンロードします。今度は解凍の必要はございません。
2. “CWM-SuperSU-v0.89.zip”をPC経由でGALAXY S IIIのSDカード(または本体ストレージ)にコピーします。
3. GALAXY S IIIの電源をオフにします。
4. 音量ボタンの、今度は上とホームボタンを押しながら、GALAXY S III本体の電源をオンにします。CWMリカバリーモードで起動します。
5. 音量ボタンの上下で項目を選択、電源ボタンで実行できます。まず、“Install Zip From SdCard”を。
6. 続いて”Choose zip from SDCard“を。
7. “CWM-SuperSU-v0.89.zip”を選択。
8. “Yes- Install CWM-SuperSU-v0.89.zip”を選択。
9. インストールが開始。数秒で完了します。
10. 再起動して終了(メニューを戻るとrebootが出てきます)。
ほかにもrootの手段はありますが、この方法ですと起動時にアラートがでないというメリット(?)があります。あとは、rootにアクセスできるファイラーを入れて、ICS化したKindle Fireのフォント入れ替え手順とまったく同じ方法で日本語化しました。ポイントは“fallback_fonts.xml”の編集。わからん人はツイッターで私かpocketgamesの平野店長に聞いてみるよろし。
これでウェブもアプリもキレイな日本語で表示できる帰化バージョンの完成でございます。あ、もちろんドコモの買えばいいんですよ。最初からキレイな日本語だし、おまけにXiだしFeliCaだし……ね。
●関連サイト
Root Galaxy S3
Kies Samsung
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