日本ではスマートフォンのイメージが強いサムスンだが、世界市場ではPCにも力を入れており、数年ぶりの出展となるCOMPUTEX TAIPEIで、Windows8搭載のコンセプトモデルを6機種も展示している。
↑久しぶりの参加とは思えないほどの巨大なブース。出店するならドーンという同社の姿勢の表われか。
●Samsung Notebook Series 7 Hybrid PC/Series 5 Hybrid PC
ブース入り口のいちばん目立つところに展示されているのが、『Samsung Notebook Series 7 Hybrid PC/Series 5 Hybrid PC』の2モデル。“Hybrid”の名前のとおり、ディスプレーとキーボードが分離してクラムシェル、タブレットと両方の使い方が可能。完全にコンセプトモデルということで、詳細なSPECは不明。また、ケースの中での展示で実際に触ることはできなかった。
↑『Samsung Notebook Series 7 Hybrid PC』。液晶サイズは11.6インチでCPUは第3世代のCore i7を搭載。それ以外の詳細は不明。
↑ ディスプレーとキーボードが分離。エイサーやASUSも同様のモデルを出しており、今後のトレンドとなりそう。
↑CPUに第3世代のCore i5を搭載した『Samsung Notebook Series 5 Hybrid PC』。ディスプレーサイズは Series 7と同じく11.6インチ。それ以外の詳細も同じく不明。
●Samsung Notebook Series 7 Slate PC
タブレットタイプのWindows8搭載モデル『Samsung Notebook Series 7 Slate PC』。Bluetoothキーボードとタッチペンが付属する。タッチパネルとタッチペンはGALAXY Noteと同じく、ワコム製の技術を採用している。
↑11.6インチサイズの『Samsung Notebook Series 7 Slate PC』。重量は860グラムと片手でも十分持てる。
↑厚さは12.9ミリでフラットな形状。USBやHDMI端子を装備している。
↑タッチペンも付属。GALAXY Noteでも好評のワコム製の技術が採用されており、滑らかに操作できる。
↑コンパクトなBluetoothキーボードも付属。通勤カバンなら問題なく持ち運べるサイズ。
SPEC
CPU Core i3/5(第2世代)
ディスプレー 11.6インチ(1366×768ドット)
SSD 64GB/128GB
厚さ 12.9mm
重量 860g
●Samsung Notebook Series 5 Ultra Convertible
一見すると普通のノートPCだが、ヒンジの部分が360度回転し、タブレットのようにも利用できるモデル。ディスプレーサイズは14インチ(1366×768ドット)で、CPUは第3世代Core i7を搭載。
↑トラックパッドはボタン一体型。シンプルなデザインの『Samsung Notebook Series 5 Ultra Convertible』。
↑ヒンジが360度回転するので、ディスプレー部分をガバッとあけて背面までもっていける。
↑キーボード背面までディスプレーをもってくれば、タブレット的に使える。ただし手に持つとキーボードが指に当たり、若干持ちにくい。
SPEC
CPU Core i7(第3世代)
ディスプレー 14インチ(1366×768ドット)
HDD/SSD 500GB/24GB
●Samsung Notebook Series 5 Ultra Touch
13.3インチ(1366×768ドット)で第3世代のCore i5を搭載したウルトラブック『Samsung Notebook Series 5 Ultra Touch』。バッテリー駆動時間は最大約7時間。ディスプレーはタッチパネルを採用しており、メトロスタイルの操作がスムーズに行なえる。
↑アイソレーションキーボードを採用し、ウルトラブックとしてはオーソドックスなデザインの『Samsung Notebook Series 5 Ultra Touch』。
↑ディスプレーはタッチパネルなので、キーボードやタッチパッドではなく、ディスプレーで直接操作可能。
SPEC
CPU Core i5(第3世代)
ディスプレー 13.3インチ(1366×768ドット)
HDD/SSD 500GB/24GB
厚さ 19.6mm
重量 1.71kg
●Samsung All-in-One PC Series 7 27"
27インチの大型ディスプレーを採用した一体型デスクトップPC。解像度はフルHDを越える2560×1440ドット。さらにタッチパネルになっており、ディスプレーだけでの操作が行なえる。
↑27インチ(2560×1440ドット)と大型の液晶を採用した『Samsung All-in-One PC Series 7 27"』。
↑左側面にはUSBやイヤホンなどの端子を装備。反対の右側面のカバー内には光学ドライブが搭載されるとのこと。
発売時期や価格、さらに日本での発売についても未定だが、GALAXYシリーズで知名度が上がっているだけに、日本市場へ参入も期待したいところだ。
■関連サイト
COMPUTEX TAIPEI
SAMSUNG
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