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2コアのCore i5-3470TはTDP35W Ivy Bridge追加モデル一覧

2012年06月05日 22時33分更新

Ivy Bridge追加モデル

 4月24日に発表された、第3世代コアiシリーズ(開発コードネーム:Ivy Bridge)に新モデルが追加された。ノートPC用はUltrabook向けのTDP17Wの省電力版をはじめ、コアi5のラインアップが大幅に増えた。デスクトップPC向けでは、第3世代コアiシリーズでは初登場となる2コアの省電力CPU『Core i5-3470T』(TDP35W)に注目だ。

ノートPC向け第3世代コアiシリーズの追加ラインアップ
Ivy Bridge追加モデル
デスクトップPC向け第3世代コアiシリーズの追加ラインアップ
Ivy Bridge追加モデル

【検証環境】
マザーボード:ASRock『Z77 Extreme9』(Intel Z77)
メモリー:ADATA『AX3U1600GC4G9-2G』(PC12800 DDR3 4GB2枚組)
ストレージ:インテル『SSD 520』(240GB、SATA3)
電源ユニット:オウルテック『Xseries SS-760KM(760W、80PLUS GOLD)
OS:Windows Home Premium SP1(64ビット)

 デスクトップ向けの追加モデルは、主に現行モデルの下位に位置するラインアップ。なかでも気になる2コア版のCore i5-3470Tを早速ベンチマークしてみた。CINEBENCH R11.5のマルチコアではi5-3570K(3.4GHz)が6.01ptsのところ、i5-3470T(2.8GHz)では3.32ptsと、やはり2コアらしい性能。ちなみに、シングルコアテストでは、i5-3570Kが1.6ptsに対して、i5-3470Tでは1.47ptsだった。

 一方、システム全体の消費電力は、アイドル時はどちらも50W前後だが、i5-3570Kが高負荷時(OCCTでLINPACKテスト時)で98Wのところ、i5-3470Tでは72.6Wとだいぶ省電力な印象だ。省電力なIvy Bridge世代になり、システム全体で高負荷時でも100W切りが容易になってきた。第三四半期登場をウワサされるコアi3シリーズではさらなる省電力を期待したい。

●関連サイト
Intel

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