ソフトバンクとウィルコムは5月29日、2012年夏モデル新商品と新サービスの発表会を都内で行なった。ソフトバンクからは、新モデルのスマートフォン4機種とフィーチャーフォン3機種、モバイルWiFiルーター2機種が発表され7月中旬から順次発売される。
ウィルコムからは、スマートフォン1機種、フィーチャーフォン2機種が発表され、6月から順次発売。
↑放射線測定機能付きスマホ『PANTONE 5 107SH』は、ほかの機種とは扱いを変えて紹介。
最新スマホまとめ:2012夏モデルのすべて(ソフトバンク&ウィルコム追加)は、こちら
発表会では、孫社長からまずネットワークサービスについて詳細が発表された。ネットワークの満足度は“つながりやすさ”と“速さ”という2つのポイントに注目。
“つながりやすさ”では、今回発表された新機種は7月25日から開始される900MHz帯の『プラチナバンド』にすべて対応。従来の2.1GHz帯と比べて3倍もエリアが広く、ビルなどの障害物に強い通信品質が提供できるとのこと。
↑ビルの乱立する地域では、900MHzの電波特性を生かしてつながりやすくなる。
↑プラチナバンドの応援に、今いちばんワイルドなスギちゃんが登場。CM出演の約束を取り付けていた。
さらに“速さ”では、下り最大110MbpsのSoftBank 4Gに対応したモバイルWiFiルーター『ULTRA WiFi 4G 102Z』を発表。さらに下り最大42Mbpsの『ULTRA SPEED』のエリアも順次拡大していると発表した。
↑ULTRA SPEEDとドコモのXi(LTE)を比べてエリアの広さをアピール。
夏からの新サービスとして、『スポーツLIFE』のスタートを発表。スポーツLIFEには『プロ野球』、『Jリーグ』、『海外サッカー』、『格闘技』の4つのコースが用意され、それぞれ350円/月で利用可能。
↑各コースが月額350円なので、複数契約した場合は、各コースそれぞれの利用料を払う必要がある。
コンテンツの内容は、試合結果や順位、選手の最新情報など、最新スポーツニュースのダイジェストが動画で配信される。配信時の画質や更新頻度などは未定だが、過去の名試合なども閲覧可能とのこと。
『スポーツLIFE』2012年夏以降サービス開始
月額利用料:各コース350円
コース:プロ野球(パ・リーグの試合を中心に放送)、Jリーグ、海外サッカー、格闘技
対応機種:iPhone、iPad、SoftBankスマートフォン(海外サッカーはiPadでの視聴は不可)
また、すでに提供している動画の定額配信サービス『ムービーLIFE』に、新たに『音楽』、『お笑い』、『スポーツ』、『バラエティ』の4つのジャンルを追加。
それぞれのコンテンツは『GyaO!』で提供されているタイトルとなっており、番組内容などは基本的にGyaO!と同等となる。
↑新たに4つのジャンルが追加され、トータルで約5万4000本の動画コンテンツが視聴可能となる。
↑視聴可能コンテンツの数だけで見れば、3キャリアのなかでトップと力説する孫社長。
『ムービーLIFE』2012年夏以降拡充
月額利用料:490円(iPhone、iPadは500円)
新規追加ジャンル:音楽、お笑い、スポーツ、バラエティー
対応機種:iPhone、iPad、SoftBankスマートフォン
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