圧倒的な処理スピードと、タッチパネルの絶妙なチューニングで無類の操作性を誇るサムスン端末。最新端末の『GALAXY S III SC-06D』もその両者にさらに磨きをかけて、他端末とはレベルの異なる操作感を実現しています。
グローバルでクアッドコアCPU端末として発表され、今回のドコモ版がデュアルコアCPUを搭載していることでガッカリしている方もいるでしょうが、『Snapdragon S4 MSM8960』(1.5GHz、デュアルコア)の性能を最大限に引き出した結果か、下記のベンチマークの結果のとおりデュアルコア世代端末の軽く2倍を超えるスコアを叩き出しています。
GALAXY S SC-02B | S5PC110(1GHz) | 622 |
GALAXY S II SC-02C | Exynos 4210(1.2GHz、デュアルコア) | 961 |
GALAXY NEXUS SC-04D | OMAP 4460(1.2GHz、デュアルコア) | 1151 |
GALAXY SⅢ SC-06D | MSM8960(1.5GHz、デュアルコア) | 2581 |
※ベンチマークプログラム『Vellamo』による結果
また本機は処理スピードや操作感だけでなく、おサイフケータイ、ワンセグ、着信通知ランプなどの日本向け機能も搭載。防水・防塵機能が不要なら、ほかの端末と比較・検討する必要すらない魅力的なモデルに仕上がっています。
フロントカメラを使ってユーザーの目を認識することで利用状況に応じたディスプレー明度に調節する“Smart stay”機能や、自然な話し言葉で端末に指示できる“S Voice”機能も、新しもの好きにはたまらない要素です。
カラーはグローバル版と同様、“Pebble Blue”と“Marble White”の2色。サムスンとしては初めてとなる“Pebble Blue”はヘアライン仕上げが高級感のあるカラーリングで、まるで金属製ボディーのような質感を演出しています。
ドコモ端末が標準で搭載している『docomo Palette UI』は動作が重たいと敬遠するユーザーが多いですが、本機はありあまる処理性能で、このホーム画面アプリすら快適に操作できます。『GALAXY S III SC-06D』は現時点で最高のユーザー体験ができるAndroidスマートフォンであることは間違いありません。
OS | Android 4.0 |
通信 | LTE/3G(下り14Mbps/上り5.7Mbps) |
ディスプレー | 4.8インチ(720×1280ドット) |
CPU | MSM8960(1.5GHz、デュアルコア) |
メモリー(RAM) | 2GB |
カメラ | 約800万画素(インカメラ約190万画素) |
バッテリー容量 | 2100mAh |
サイズ/重量 | 約71(W)×9.4(D)×137(H)mm/約139g |
おサイフ | ○ |
ワンセグ | ○ |
赤外線通信 | × |
防水/防じん | ×/× |
テザリング | ○(10台) |
GALAXY S III SC-06D
メーカー:サムスン
キャリア:ドコモ
発売日:6~7月発売予定
予想実売価格:1万円台半ば
※2012年5月16日13:45:記事公開時のスペックに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります