4月24日に『Firefox 12』正式版が公開されてまだ間もないのですが、4月27日にMozillaが『Firefox 13』のベータ版をリリースしました。しかし、予告されていたAndroid版のFirefox 13はリリースされず、Firefox 14に向けて設計改良しているとのこと。
では早速、『Firefox 13』ベータ版の特徴を見ていきましょう。
●Firefox 13の新機能・改良点
・ホームページが新しく!
ホームページの下に、ダウンロード・ブックマーク・履歴・アドオン・Sync・オプションをワンクリックで簡単に開けるショートカットボタンが追加された。
・新しいタブページが新しく!
新しいタブを開いたら、最近開いたページやよく行くサイトを一覧表示するように。サムネイルをカスタマイズ・追加・削除できるようにも。
・初期状態にリセットできるように!
なんらかの問題が発生した場合など、ブックマークや保存されているパスワード、Cookieなどを除いたすべてのデータや設定を削除して、Firefoxを初期状態に戻せるようになった。ただし、リセットした場合は元に戻せない。
・Firefoxが連続クラッシュした場合にセーフモードで起動するように!
6時間以内で起動時に連続してクラッシュが発生した場合、セーフモードで起動するようになった。Firefoxに問題が起きた場合でも、解決しやすくなる改善をこれからも続けるとのこと。
●ウェブ開発者向け新機能、改良点
・SPDY プロトコルがデフォルトで有効に
・疑似クラスのロックに対応
・開発者ツールの強化
・CSS のマルチカラム均等割り付けをサポート
・CSS サポートの強化
・ECMASCript 6th の for-of ループをサポート
以上のように、なかなか盛りだくさんの内容となってます。これ、まだベータ版なのですが正式版のリリース予定日は6月5日とのこと。安定版を待つもよし、ベータ版のリスクを踏まえたうえで早速使ってみるもよし、です。
■関連サイト
Mozilla
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