カシオは、撮影と同時に写った人に写真を渡せるiPhoneアプリ『ピカピカメラ』を公開しました。iOS 5.1以降のカメラを搭載したiPhone、iPod touch、iPadで利用できます。
ただのカメラアプリではない |
結婚式の2次会などのパーティーで大勢で写真を撮ったとき、「あとでみんなに写真を送るからね!」と、約束して忘れてしまうのは人の悲しい性ですよね。
スマホならその場で送ることもできますが、何人ものメアドを書き込んで送るのはなんだかメンドウです。そんな画面の前で頷いているみんなたちにオススメしたいのが、『ピカピカメラ』です。
↑ピカピカメラのマーカーを表示した端末を持って写真を撮ると……? |
↑メッセージが表示され、写っている端末すべてに写真が送られます。 |
写る人も、撮る人も自分のiPhoneに『ピカピカメラ』をインストールしておけば、あとは非常にカンタン。まず、写真に写る人も『ピカピカメラ』を起動して、メッセージをカスタマイズ。表示されたマーカーを撮影する人に向けます。
写真を撮る人は、『ピカピカメラ』のカメラモードを起動。マーカーを認識すると、iPhoneに重なるようにメッセージが表示。写っているマーカーをぜんぶ認識したらシャッターを切ります。すると、写った人のiPhoneが自動的に写真のダウンロードを始めます。
↑写る人はメッセージを編集。iOSに登録してあるTwitterアカウントをつけると撮る人に自分のアカウントを送れる。 |
↑編集後、赤、緑、青に点滅する丸いマーカーが表示されるので、この状態で撮影者に向ける。 |
↑『ピカピカメラ』のカメラモードでマーカーを写すとメッセージが表示。 |
↑シャッターを切ると、メッセージ入りの写真が自動的にダウンロードされる。 |
設定されたメッセージと写っているiPhoneを検知するために、マーカーの点滅するパターンで通信する“可視光通信”と呼ばれる技術を利用しています。“可視光通信”で得た位置情報と撮影者の位置情報がほぼ一致していれば、サーバーから撮影された写真をダウンロードできるというわけです。
この『ピカピカメラ』は“可視光通信”を利用した世界初のアプリで、まだiPhone版のみの提供になります。Android版の開発も現在検討しているそうなので、Androidスマホのユーザーは首をながーくして待ちましょう。
『ピカピカメラ』
バージョン:1.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
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