Windows、Mac、Linux版ウェブブラウザー『Firefox』と、メールソフト『Thunderbird』の最新版が日本時間4月24日の深夜に公開開始となりました。さっそく今回の改善点をご紹介します!
●Firefox 12
更新システムの改善を引き続き行ないながら、更新時にはUACダイアログを使っての確認を行なわないようにし、スムーズに更新できるように。さらに、『Mozilla Maintainance Service』というシステムが常駐することで、更新を見つけると自動インストールを行なうようになりました。
次に、HTML 5のメディアコントローラーも改善され、ブラウザー上での動画や音声再生が操作しやすくなり、JavaScriptのコンパイルを分割して行なうことで、同じコードを使用しているページの表示を高速化と、パフォーマンスの向上が図られているとのこと。
ほかにも、
・新しいタブページの試験実装
・タブ一覧ボタンが通常は非表示に
・アプリタブの読み込み制御設定の追加
・ページ内検索での強調表示がわかりやすくなった
・スペルチェック辞書に追加した単語を取り消す機能を追加
・ダウンロードマネージャーにURLを張り付けるだけで保存できるようになった
など、盛りだくさんな内容です。
なお、Android版のFirefox 11、12のリリースはされず、現在Firefox 13に向けて設計改良が行なわれてるとのことです。
●Thunderbird
新機能として、グローバル検索を行なったとき、その結果に含まれるメッセージを抜粋して表示する機能を追加しました。
そのほか修正されたものとしては、
・RSSフィールドの購読
・フィールド処理全般改善
・セキュリティー問題の修正
などが行なわれたそうです。
実は、4月23日にFirefox 3.6とThunderbird 3.1のサポートが終了したのをご存じでしょうか。現在も旧バージョンを使っている人は、この機会に最新版に乗り換えることを検討してみてはいかがでしょう?
■関連サイト
Mozilla
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