週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

子供をキケンから守る『みまもりケータイ 2 101Z』ソフトバンクが発表

2012年04月03日 16時03分更新

 ソフトバンクは、ボタンを押したり防犯ブザーを鳴らすだけで、音声発信&位置情報付きメール送信ができる『みまもりケータイ 2 101Z』を発表しました。子供や高齢者向けの製品。前モデル『みまもりケータイ 005Z』を機能強化したモデルで、カラバリが白にピンクと紺を加えた3種類に増えます。発売は4月7日の予定です。

101Z
通信方式 W-CDMA方式
ディスプレー モノクロ1.2インチ
バッテリー 770mAh
連続待受時間 約350時間
連続通話時間 約230分
充電時間 約120分
防水性能 IPX5相当
発着信制限 音声発信3件、着信20件
本体サイズ/重量 48(W)×15.9(D)×82(H)mm/約69.8g

 なお、4月7日から7月31日まで、最大25ヵ月間基本料無料の『みまもりケータイ2 基本料無料キャンペーン』を実施します。また、専用の料金プラン『みまもりケータイ2専用プラン』を用意し、26ヵ月目以降は月額590円で利用できます。

 おもな使い方は、緊急時の連絡です。
 正面下部にある丸いボタンを押すと、登録先へ音声発信をすると同時に、位置情報を確認できるURLが記されたメールが自動送信されます。
 また、ストラップを強く引っ張って緊急ブザーを鳴らした場合も、音声通話と位置情報付きメールを自動発信します。

101Z
↑ボタンを押したり、緊急ブザーを鳴らすと登録したメールアドレスに自動でメールが送信される。
101Z
↑ボタンを押したとき自動送信されるメール。
101Z
↑ブザーを鳴らしたとき送信されるメール。文面の緊迫感がボタンのときと異なる。
101Z
↑メールにある位置情報のリンクをクリックすると、地図サービス『いつもNAVI』で子供の現在地を確認できる。

 音声通話とメール発着信は事前に登録した相手と可能です。
 音声発信先は3件のみ。たとえば、みまもりケータイを子供が持つ場合、両親とおばあちゃんなどを登録します。小型ですがスピーカーとマイクを内蔵し、通常の携帯電話と同様に通話できます。着信元は20件登録可能。
 なお、音声発信先の3件のうち、みまもりケータイのメインオーナーとなる1件はソフトバンクの番号である必要があります。残り2件はどのキャリアの端末でも構いません。メールアドレスはソフトバンクなどに限定せず、何でも登録できます。
 メール発信先には20件、受信元も20件が登録できます。

 みまもりケータイで文章を入力してメール送信することはできません。一方、700文字までのメール受信は可能です。

101Z
↑メール受信も可能。700文字まで表示。絵文字などには非対応。

 ハンズフリー通話の機能もあり、自動で受話と終話が可能です。寝たきりの方などが利用する場合に便利な機能ですね。

 このほか、さまざまな緊急事態を想定した機能を盛り込んでいます。
・バッテリーが減ると音声通話&位置情報付きメールを発信……不意なバッテリー切れを防ぐための配慮です。
・電源ボタンなし……容易に電源オフにならないよう、マイクロUSBポートの隣にある穴でオン・オフする仕組みになっています。

101Z
↑マイクロUSBポートの右にある穴に、付属の専用ツール(細い棒)を挿入して、電源をオン・オフする。

・バッテリーカバーはネジ留め……バッテリーカバーも容易に外せない仕組み。ネジを外すためのプラスドライバーは製品に付属します。

 この『みまもりケータイ 2 101Z』は、社団法人日本PTA全国協議会の推薦商品および社団法人全国子ども会連合会、東京都をはじめとする9都県市の推奨商品に認定されたそうです。
 子供やお年寄りなど、大事な人の安全を低コストで確保できるツールとして、4月からの新生活を契機に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

●関連サイト
ZTEのニュースリリース
ソフトバンクモバイルの製品ページ
ソフトバンクモバイルのニュースリリース
 

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります