3月下旬からすでに英国で発売されていたXperia用アクセサリー『SmartWatch MN2』が、ついに4月10日から日本でも販売開始されます! Sony Ericsson Store(外部サイト)限定で、直販価格は9480円。Xperia NXとXperia acro HDユーザーは5月31日まで、特別価格の6980円で買えるキャンペーンも実施するとのことです。なんと裏山!
対応スマホは、『Sony Ericsson mini S51SE』以外のAndroid 2.3以降搭載Xperiaシリーズ。
左が『SmartWatch MN2』 |
左が『SmartWatch MN2』、右が『LiveView MN800』。ベゼルがアルミ材質となり、高級感がかなりアップしています。
外観上の大きな差異は、ボタンの数と、端子の変更です。
ボタンの数と…… |
端子が変更 |
『LiveView MN800』は上面にボタンがふたつありましたが、『SmartWatch MN2』は右側面にひとつあるのみです。
『SmartWatch MN2』がボタンをひとつにまとめることができたのは、全面タッチパネルを採用したから。それにより擬似左右フリック操作ではなく、上下左右のフリック、タップ、マルチタップ操作が可能となりました。
ちなみに上下左右のフリックには主にアプリ間の移動やスクロール、タップには実行、マルチタップには終了コマンドが割り当てられています。
手軽に充電可能 |
『LiveView MN800』は純正ベルトバンドを装着すると、それを取り外さなければ充電ができない構造となっており、純正ベルトバンドのはずしにくさから、購入した私自身も1週間ほどで引き出しに仕舞ったほどです。
しかし、『SmartWatch MN2』はクリップが本体と一体化しており、クリップを開いて専用ケーブルを挟むことで充電が可能なので、わずらわしさはまったくありません。
ベルトに装着しやすく…… |
しかも落ちにくい |
『LiveView MN800』は爪が剥がれるんじゃないかと思うぐらいはずしにくかったので、個人的にはこの改良点をもっとも評価しています。
またはずしにくいわりには、満員電車のなかで引っかけてなくしがちだった『LiveView MN800』ですが(実は一度なくしてます)、『SmartWatch MN2』はベルトをクリップではさむ構造上、まず不用意に落としてしまうことはないでしょう。
ベルトはカラバリ展開 |
標準で付属するベルトはブラックですが、異なるカラーのベルトもオプションで購入できます。このベルトはクリップではさむ部分に金属板が入っており、曲がる心配はほとんどありません。この点も不用意な落下防止に一役買うことでしょう。
まあ落としたとしても、端末本体との接続が切れれば、アプリすら立ち上げることができないので、なにひとつデータを見られる心配はないですけども。
さて、いよいよソフトウェア面についてご紹介しましょう。『SmartWatch MN2』は『LiveView MN800』同様に、管理ソフト“LiveWareマネージャ”を使ってアプリケーションを管理します。
トップ画面 |
マイアクセサリ画面 |
拡張機能画面 |
基本的な構成は変わっていませんが、それぞれのアプリケーションは、『LiveView MN800』ではマイアクセサリ直下の“プラグイン”のなかにあるのに対し、『SmartWatch MN2』では拡張機能直下の“マイ拡張機能”のなかに格納されます。
拡張機能画面で“アプリケーションを検索”をタップすると、Google Playで『SmartWatch MN2』に対応したアプリケーションがずらりと表示されます。
対応アプリがいっぱい! |
開発キットが提供されているため、ソニーモバイルだけではなく多くの開発者からたくさんのアプリケーションがリリースされています。
ウィジェットレイヤー |
アプリケーションレイヤー |
アプリケーションをインストールすると、ウィジェット機能に対応していればウィジェットレイヤーに、そのほかのアプリケーションはアプリケーションレイヤーに表示されます。
ウィジェットレイヤーとアプリケーションレイヤーの行き来は、上下フリックで行ないます。
それでは代表的なアプリケーションとして、TwitterとFacebookを見てみましょう。
Twitterアプリ |
開発元:Sony Mobile Comunications |
Facebookアプリ |
開発元:Sony Mobile Comunications |
第2の大きな進化点は、Xperia本体との接続の安定性です。『LiveView MN800』では一度認証しても、再度電源を入れたときなどになかなか接続できず、電源のオンオフを繰り返さなければならないほど、Bluetooth接続が安定していませんでした。
しかし『SmartWatch MN2』では、そのような不安定さは見られません。TwitterやFacebookの通知デバイスとして、まったく問題なく使用可能です。
定番アプリ『VFinder』はカラー対応 |
開発元:drocap2 |
定番リモートカメラアプリ『VFinder』もカラーに対応し、表示される画像の解像度も高くなりました。(『Sony Ericsson mini S51SE』は対応外なのですが、今回の試用では利用できました)
もう買いました! |
『LiveView MN800』を使っていて不満に感じていた箇所がすべて解消された『SmartWatch MN2』。日本発売が待ちきれないので、私は自己責任でもう海外通販で買ってしまった次第です!
『SmartWatch MN2』のスペック
ディスプレー | 約1.3インチ有機EL(128×128ドット) |
充電端子 | 専用充電端子 |
サイズ/重量 | 36(W)×8(D)×36(H)mm/約15.5g |
SmartWatch MN2
メーカー:ソニーモバイル
価格:9480円(Sony Ericsson Store限定販売)
製品公式サイトはコチラから
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