発表日の本日、日本通信のLTE対応SIMカード『カメレオンSIM』が編集部に到着したわけですが、SIMカードマニアのひとりとして、さまざまな端末で試さないわけにはいきません。
まずはXiスマホから |
最初に試したのはXi対応スマホ『Optimus LTE L-01D』。ドコモのSIMカードを抜いて、『カメレオンSIM』を入れて、APNを設定してみます。ちなみにAPN情報は下記になります。
名前:bmobile
APN:dm.jplat.net
ユーザー名:bmobile@cm
パスワード:bmobile
認証タイプ:PAPまたはCHAP
あっさりLTE通信スタート! |
まあ当たり前なのですが、『Optimus LTE L-01D』であっさりLTE通信が可能となりました。ただし、『カメレオンSIM』はデータ通信カード。通話することはできません。
それではおなじみの“BNRスピードテスト画像読込み版”で、通信速度を計測してみましょう。
1回目 |
最高データ転送速度5.71Mbps |
2回目 |
最高データ転送速度3.79Mbps |
3回目 |
最高データ転送速度4.41Mbps |
4回目 |
最高データ転送速度4.77Mbps |
5回目 |
最高データ転送速度4.51Mbps |
本来もっとデータ転送速度は速いはずですが、週刊アスキー編集部のある千代田区富士見では最大5.71Mbpsが実効通信速度のようです。ドコモさんには千代田区富士見の回線スピードをもっと速めていただきたいところです。
つぎに4G版新iPadを試してみましょう。もちろんソフトバンク版ではなく、海外で購入したSIMロックフリーの新iPadです。
グサッと装着 |
もちろん新iPadでもAPNの設定は必要です。ただ、APN、ユーザー名、パスワードの入力だけで済むのでラクチンです。
“3G”表示でガクシ |
4Gに対応したSIMフリー版新iPadではありますが、APNの設定後に表示されたモバイルデータ通信の種別表示は“3G”。LTE通信できればスクープ! ……と思ったのにガックシです。
まあ、それでも“せっかく苦労して”、新iPadに『カメレオンSIM』を入れたので、通信速度を測ってみました。
1回目 |
最高データ転送速度6.44Mbps |
2回目 |
最高データ転送速度9.29Mbps |
3回目 |
最高データ転送速度3.22Mbps |
4回目 |
最高データ転送速度2.67Mbps |
5回目 |
最高データ転送速度2.70Mbps |
……2回目の最高データ転送速度の“9.29Mbps”って、ちょっと速すぎますよね?
仕事柄、オンオフ問わず移動先でデータ通信速度をよく測るのですが、FOMAハイスピードで9Mbpsを超えるデータ通信速度はちょっと記憶にありません。
しかもほぼ同時刻に計測しているXiスマホ『Optimus LTE L-01D』よりも、最高データ転送速度で上回ってしまっているんです
異常な数値? |
もしLTEで接続されているのなら“3G”ではなく“LTE”と表示されるのが、新iPadの本来の仕様です。実際に計測された数値ですので、除外せずそのまま掲載しますが、週刊アスキー編集部としてはシムフリー版新iPadで『カメレオンSIM』が使えたということのみを、結論としてお伝えさせていただきます。
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