ミニ四駆30周年を記念し、新橋のタミヤプラモデルファクトリーで開催されたプレスカップに、週アス代表としてアカザーが参戦!
世界最小のモータースポーツとしてお馴染みのミニ四駆も1982年の発売以来、今年で30周年。今では420車種、440種類以上のグレードアップパーツが発売され世界中で愛されています。
そのミニ四駆30周年の3月24日(ミニ四駆の日)に先駆けて、新橋のタミヤプラモデルファクトリーで30周年記念企画の発表があると言うので行ってきました。会場ではMCガッツから、7年ぶりの発売となるニューシャシー第一弾『エアロアバンテ』の発表や、
13年ぶりの復活となる『ミニ四駆・ジャパンカップ2012』のアナウンスが!!
ふたつとも詳細は5月のホビーショーでというコトでしたが、9月末にお台場のメガウェブで開催予定のジャパンカップ決勝は間違いなく熱いレースになるんじゃないでしょうか。
と、一連の発表で会場が盛り上がったところで、恒例のミニ四駆大好きプレス達によるプレスカップが開幕!! 今回は31名のミニ四駆好きプレス達が集合です!!
オレがここに来たいちばんの目的は、30周年企画記者発表の取材ではなく、このプレスカップでの4連覇だったりします!(キリッ というか、ちゃっかりプレスカップの約1週間前にパーツを買いに来てたり(笑)。
そしてその夜には購入したパーツを開陳しつつ、電撃ホビーマガジンで『大人ミニ四駆』の連載を担当するナリサーさんと作戦会議とか(笑)。
ナリサー先生による、最近のマシンに標準装備の“提灯ダンパー”についてのマンツーマン講座は深夜にまで及びました。
で、タミヤプラモデルファクトリー新橋店のこのコースを想定し、
最近のトレンドチューンを盛り込んだマシンを製作! なかでも25日発売の電撃ホビーマガジン5月号に掲載されている、モーター性能表はかなり参考になりましたヨ。
というワケで完成したのがこの2台。左がナリサー号で右がアカザー号。2台ともジャンプセクションを高速でクリアするための“提灯ダンパー”を装着した、テクニカルコース用マシン。
こんな感じで、当日のテクニカルレイアウトを想定したマシンを準備していたんですが、プレスカップ当日に会場に設置されていたのは……ドフラットのコース!!
つか、つくったマシン、超意味ねぇぇぇえ!!!
と、心のなかでひとしきり叫んだあと、ナリサーさんとふたりで作戦会議。
結局オレは3年前につくった大径タイヤを装備した、最高速セッティングのシャシーにマッハダュシュPROモーターを載せたマシンで行くことに。
ナリサーさんも提灯ダンパーを外し、最高速セッティングに変更。
いざ練習走行へ!
ナリサーさんはいきなりバーニングブリッジでコースアウト。リアローラーがひん曲がってました(笑)。
この、バーニングブリッジの頂上の段差にひっかかり5メータージャンプを決めた模様。コレがジャンプ競技なら間違いなく優勝だと思えるほど飛んでました(笑)。
ナリサーさんのクラッシュを見て、バーニングブリッジにガクブルしたオレはリアにブレーキを装着し、レースに臨むことに。
前回大会ではうっかり1回戦でナリサーさんとブツかりふるぼっこにしてしまったので(笑)、今回はお互い決勝まで当たらないよう注意してエントリー。
いざ1回戦へ!!
ふたりとも危なげなく1回戦は突破。
しかし、次の2回戦のオレの相手は、ワンダードライビング野間選手と、グッドスマイルカンパニー最速の森選手。2台とも練習走行で鬼のような速さを見せており、たぶんコレが事実上の決勝戦になると考えたオレは、決勝用にとっておいたとっておきのバッテリーをココで投入!!
いやー、久々に手に汗握る熱いレースが出来ました!
後半、グッと追い込んだんですが、ブレーキのせいか最後のバーニングブリッジで失速。追いつくことが出来ませんでした。
そして、つづく決勝レースでも野間選手の勢いは留まることを知らず……
ぶっちぎりで野間選手が見事優勝!!
そして、この3年間一緒にプレスカップに出場してきたナリサーさんが準優勝に!!
ナリサーさん、いいドヤ顔しとる(笑)。
優勝した野間選手は練習走行時にも大径タイヤのシャシーと中径タイヤのシャシーでラップタイムをとったり、細かくセッティングを詰めていました。結局、コースが小さく大径タイヤではトップスピードまで伸びないと判断し、中径タイヤにブレーキ無しのセットでレースに臨んだそうです。
ちなみに、野間選手は3年前のプレスカップでアイドルに負けたコトが、ミニ四駆にハマるきっかけだったそう(笑)。
いやはや今回は完敗でした。野間選手おめでとうございます!!
最後に、優勝した野間選手のマシンをどうぞ。
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