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【石川温氏寄稿】ついに発表となった“Ice Cream Sandwich”ことAndroid4.0搭載『GALAXY NEXUS』のキモを3分で読む!

2011年10月19日 18時18分更新

文● 石川温 編集●山口ひろ美

20111019GALAXY NEXUS

 香港でついにAndroidの最新プラットフォーム“Ice Cream Sandwich”と初の搭載端末『GALAXY NEXUS』が発表になった。

 GALAXY NEXUSは、最新プラットフォームとなるAndroid4.0、Ice Cream Sandwichを搭載。1.2GHzのデュアルコアプロセッサーを内蔵する。画面サイズは4.65インチで1280×720 HD Super AMOLEDとなる。背面カメラは5メガ、正面カメラは1.3メガ。RAMは1GB、本体容量は16GBと32GB。NFCにも対応している。

 昨日10月18日、NTTドコモの発表会で「最新プラットフォームを載せたサムスン製スマートフォンを11月に発売する」と明らかにしていたが、このGALAXY NEXUSが発売されることになった。

OSバージョンは4.0.1!
GALAXY NEXUS

 発表会ではGALAXY NEXUSの特長として4つのポイントが上げられた。

 まずひとつ目は“スピード”。HSPA+の21Mbpsに対応するだけでなく、LTEバージョンも用意される。文字どおり「世界初のLTE搭載Ice Cream Sandwichスマートフォン」(サムスン担当者)になるわけだ。日本でもドコモから発売されるが、残念ながら“Xi”には非対応となる。

  2つめがディスプレーだ。サムスンご自慢の“SUPER AMOLED”がHDとして登場。これまで4.2インチや4.3インチといった進化を遂げてきたが、今回は4.65インチという大画面に生まれ変わった。解像度は720×1280ドットだ。

  3つめがデザイン。曲線を描いたデザインは最薄部で8.94ミリまで薄くなった。しかも、画面の縁は4.29ミリという狭さ。実際に持ってみると、4.65インチという大画面ながら、手にもなじむ大きさに仕上がっている。このあたりは狭額縁が生かされた結果と言えそうだ。

  4つめがOS。Ice Cream Sandwichは、タブレット用として搭載されていたHonycombにかなり近いが、スマートフォン向けのGingerbreadの操作に慣れていても、違和感なく使えるようになっている。実際に触ってみたが、操作性においてはすぐに使えこなせそうな感はあった。むしろ、タブレット用のユーザーインターフェースよりもわかりやすい印象といえた。
 Ice Cream Sandwichでは、ソーシャル関係が強化され、Google+やTwitter、Linkedinなどのサービスと連携できるようなアドレス帳に生まれ変わっている(やはり、Facebookはデフォルトに入っていない模様)。
 顔認証によってロックを解除したり、カメラ機能が進化して、連写が行なえるようになったりと、細かな点が進化している。NFC関連では、お互いの端末を重ね合わせると、一方の地図表示している情報を相手に送信できる“Android BEAM”といった機能も搭載された。
 こちらも実際に触ってみると、サクサクと操作ができてNexusシリーズらしい仕上がりになっている。ウェブや他の機能への画面移行がスムーズにいくので、とても快適な印象があった。

Google+やTwitterと連携
GALAXY NEXUS

  日本ではドコモから11月後半に発売になる予定。残念ながらXiに対応しないのが気になるが、いまからとても楽しみだ。

アドレス帳
GALAXY NEXUS
アプリ一覧画面
GALAXY NEXUS
アプリ起動履歴
GALAXY NEXUS
背面
GALAXY NEXUS
20111019GALAXY NEXUS
20111019GALAXY NEXUS


 ドコモ版『GALAXY NEXUS SC-04D』のスペック

OSAndroid 4.0
CPU1.2GHz デュアルコア
ディスプレー4.7インチ有機EL(720×1280ドット)
内蔵ストレージ16GB
カメラ約510万画素(インカメラ130万画素)
通信速度下り14Mbps/上り5.7Mbps
サイズ68(W)×8.8(D)×136(H)mm
重量約135g

 ※10月20日2:00追記 ディスプレー解像度の誤記を修正いたしました。お詫びして訂正いたします。

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