BlackBerryを偏愛する竹子の次に物理QWERTYキーが好きなジャイアン鈴木です。新型iPhoneのウワサが流れるたびに、キーボード付きが出ないかなあと妄想するのですが、おそらく出ることはないでしょう。
しょうがないので、スティーブ・ジョブズの美学とか思想とか理想とかに反して、ケース型キーボードが発表されるたびに試しています。
今回バッファローコクヨサプライから『BSKBB12シリーズ』という製品を借りたのですが、これはケース型キーボードの決定版かもしれません。
BSKBB12シリーズ |
同梱品はケーブルのみ |
『BSKBB12シリーズ』はブラックとホワイトの2色が用意されており、今回送られてきたのはブラックでした。
端子はマイクロUSB |
ケース的には右側面、iPhone的には底面に、電源ボタン、コネクトボタンのほかに、充電用マイクロUSB端子を備えています。たまーに独自端子だったり、いまだにミニUSB端子だったりしてゲンナリすることがありますが、本製品はその点、ハラショー! ハレルヤー! ……です。
まずは充電 |
購入直後は残念がらバッテリーはカラなので、充電しなければなりません。満充電まで約1.5時間かかります。
ちなみに連続動作時間は最大20時間とのこと。十分ですね。それ以上必要なほどSNSやメールなどに依存しているのであれば、iPhoneは手放したほうがいいと思います。
ペアリング |
電源をオンにしたあと、コネクトボタンを長押しすると、青いランプが点滅します。この青いランプが点滅している間に、iPhoneからBluetooth機器を探せば、本製品が発見され登録可能です。
本製品のBluetooth機器名は“BSKBB12”なので、その項目をタップしたのち画面に表示されているPINコードを入力してから、Returnキーを押しましょう。
これで使用準備完了です。
Shift・Fnキーが両側に! |
本製品で個人的に超素晴らしいと思うのが、Shift・Fnキーが両側にあることです。キーひとつひとつのサイズを稼ぐため、片側にしかないことが多いですよね?
『BSKBB12シリーズ』なら記号などを入力するときにツイスターゲームまがいの無理な指の動きを強いられることがないので、入力作業がホントーに快適です。
少し華奢かな? |
唯一の難点といえば、160グラムとケース型キーボードとしては軽量に仕上げたためか、若干つくりが華奢(きゃしゃ)なこと。使っていて自然に壊れたりはしないでしょうが、ギシギシギギギな感じが、身体はでかいくせに神経質な私にはちょっと気になります。
バックライト未点灯時 |
バックライト点灯時 |
バックライトが用意されているのも、この手のケース型キーボートとしては珍しいですね。
夜中にイヤなメールやイヤなDMが来たときに、部屋の電気を消したままイヤイヤ返信が可能です。
閉じるとソフトキーが現われ…… |
開くとソフトキーが消えます |
こまかなソフトウェアの作り込みも本製品の美点。キーボード部の開け閉めに応じて、画面上のソフトキーの表示非表示も自動的に切り替わります。
閉じればすぐにフリック入力が可能で、開けばすぐに物理QWERTYキーで文字入力可能なのがラクチンです。
なお、閉じるとiPhoneのBluetooth機器リストには“接続されていません”と表示されます。なので、閉じるとすぐにスリープモードに入っているわけです。バッテリーのもち的にも有利ですね。
宮野編集チョに「キータッチ悪くないね」と言わしめた『BSKBB12シリーズ』。この際言っておきますが、あげませんよ、宮野編集チョ!
BSKBB12シリーズ
メーカー:バッファローコクヨサプライ
価格:6700円
発売日:発売中
製品公式サイト
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