『BlackBerry Torch 9800』がほしくてたまらないジャイアン鈴木です。DNAに我慢回路が欠如しているため、海外端末を個人輸入して、日本語ROMを焼いて、ドコモのブラックベリーインターネットサービスに加入して「イエー!」と飯田橋高層階から叫ぼうと思いましたが、今日のところはやめておきました。
というわけで、そんな衝動に襲われることもあるだろうと“電脳中心買物隊”で購入しておいたのが、『iPhone 4用 Bluetooth スライドキーボード 縦型』です。用意周到な男です、私は。
たぶん正式名称は『Bluetooth keyboard case For iPhone 4』 |
実は『iPhone 4用 Bluetooth スライドキーボード 縦型』というのは、電脳中心買物隊に書かれている商品名であって、正式名称はわかりません。というのも、パッケージ表面、裏面、マニュアルなどなど、1ヵ所たりとも同じ名称で書かれていないんですね。メーカーサイトで正式名称を調べようとしたら、iPhoneがアップルの登録商標であることは明記されていますが、自身のメーカー名やサイトアドレスが一切記載されていない奥ゆかしさぶりです。大和撫子です。
マニュアルとUSBケーブル付き |
USB端子は独自形状 |
写真をふんだんに使ったマニュアルが添付されたユーザーフレンドリーなセット一式ですが、なぜかUSBケーブルの端子が独自形状です。マイクロUSB端子(写真右)と何度見比べても、端子自体の厚みはほとんど同じで、独自形状端子が採用された理由がさっぱりわからず、ユーザーアンフレンドリーだなあと感じざるを得ませんでした。
クローズ状態 |
オープン状態 |
ですが、製品自体の品質はなかなかのもの。iPhone4に装着しても安っぽさは感じず、スライド機構もガタツキのない確実な機構となっています。
正面 |
背面 |
左側面 |
右側面 |
上面 |
底面 |
左側面と右側面だけでiPhone4を固定していますが、はずれてしまうような不安感はありません。電源スイッチとボリュームボタンをガードする形状になっているのも、持ち運び時の安心感が高いですね。
BlackBerryのロゴに似ている気が? |
全体的にハードウェアの仕上がりはまずまずなのですが、背面のアイコンが微妙に悩ましくBlackBerryっぽいんですね。メーカー名も問い合わせ先もわからないので勝手に想像しますけど、BlackBerryをすっごく意識していると思います。
基本は両手打ち |
片手打ちもオッケー |
基本は両手打ちです。キータッチもなかなかよく、QWERTYキー付き最新スマホと同等レベルかそれ以上。キートップが凸状になめらかに盛り上がっており、複数のキーを同時に押してしまうこともありません。
また、縦型キーボードということで指の移動が少なく済むため、私は片手打ちも十分こなせました。Caps、Fn、Shiftキーも、一度押しで押したままの状態となり、二度押しでロックされるので、片手操作をしていてなんら不自由はありません。
豊富なFnキー |
Fnキーとコマンドキーも豊富で、明るさの調節、曲のコントロール、ボリューム調節や、コピー&ペーストなどが可能です。
スタンドで横置き可能 |
プラスチック製で強度が不安 |
横置きするためのスタンドが付いており、動画鑑賞などに便利そうなのですが、肝心のスタンドがプラスチック製で強度に不安があります。正直言って、使うのが怖いレベルの強度です。私はステッカーなどを上から貼って、封印することにしました。
このテープはなに? |
気になったのが、このセロハンテープ。存在理由とか存在価値がこれまたわからず、剥がしていいものやら判断つきません。というわけで、私は貼ったままで使うことにしました。
頭がちょっと重いかなー |
『BlackBerry Torch 9800』はディスプレー部のみがスライドしますが、本製品はその構造上キーボード部のみがスライドします。つまり、持った際にバランスが悪いんですね。
その重心の悪さは端末を傾けるほど強調されるのですが、逆に立たせれば気になりません。私はすぐに慣れました。
まさに『BlackBerry Torch 9800』!? |
今回のレビューでは重箱の隅をつつきまくりましたが、個人的には独自形状端子のUSBケーブル以外は許容範囲内。『BlackBerry Torch 9800』がほしくても、それが叶わない我が身を慰めるに十分なアイテムでしたよ!
iPhone 4用 Bluetooth スライドキーボード 縦型
価格:3300円(電脳中心買物隊での販売価格)
電脳中心買物隊の製品販売ページ
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