カラーは3色 |
7インチのAndroid2.3搭載タブレット『eden TAB Wi-Fi』。Android Marketに対応しておらず、基本的にアプリケーションは独自マーケットの“Tapnow Market”から入手することになりますが、安価ながら質感の高い端末に仕上がっています。
ホワイト、ピンク、ブラックの3色が用意されており、自分好みのボディーカラーを選べるのもポイントです。
同梱物は最小限 |
USBケーブルはL字型 |
パッケージに入っているのは、本体、ACアダプター、マイクロUSBケーブル、そしてクイックスタートガイドと保証書になります。マイクロUSBケーブルの本体側端子がL字型になっており、卓上で取り回ししやすくなっているのはいいですね。
前面 |
背面 |
上面 |
下面 |
右側面 |
左側面 |
上面にはマイク、イヤホン端子、リセット穴が、下面にはスピーカー、HDMI端子、microSDカードスロット、マイクロUSB端子が、右側面にはディスプレー回転ロック、ボリュームボタン、電源ボタンが配置されています。
下面にSIMカードスロットカバーがありますが、今回発売されるWiFi版では使用できません。
標準言語は日本語 |
ホームアプリは独自のeden TABランチャー |
ホームアプリは独自の“eden TABランチャー”を搭載しています。
画面は5画面構成となっており、中央である3画面目には『KINGSOFT Office』をはじめとした実用アプリが、2画面目にはニッセンやホットペッパーなどの情報系アプリが、4画面目にはTwitter、Facebook、mixiなどのSNS系アプリのアイコンが配置されています。
バージョンは2.3.3 |
Androidのバージョンは2.3.3。現時点で最大数のユーザーが使用しているバージョンだけに、発売前の実機でも安定動作し、実使用感としても軽快なパフォーマンスを発揮しているという印象です。
独自マーケット採用が惜しい…… |
ATOK有料版はリストアップされない |
それにしても惜しいのが、Android Marketを搭載せず、独自の“Tapnow Market”を採用していることです。
たとえば多くのユーザーが利用しているIME『ATOK』や、スケジューラー『ジョルテ』は、“Tapnow Market”からは現時点では入手できません。
代替アプリでまかなえる場合も多いですが、Android端末を複数利用しているユーザーにとっては、eden TABでのみ利用できないアプリがあるのは不便です。“Tapnow Market”のさらなる拡充、もしくはAndroid Marketへの対応を期待したいところです。
それでは、最後にベンチマークを見てみましょう。計測に使用したのは“Tapnow Market”から入手した『AnTuTu Benchmark 性能評価』です。
『AnTuTu Benchmark 性能評価』 |
トータルスコア:5596 |
『Galaxy S II』とほぼ同等 |
『Galaxy S II』と同じく、サムスン製1.2GHzデュアルコアCPUを搭載しているだけに、ベンチマークのトータルスコアはほぼ同等。ディスプレー解像度がeden TABのほうが高いことを考えると大健闘と言えます。
素の状態で使う方にオススメ |
eden TAB Wi-Fiはアプリ一覧を見るとわかるとおり、定番アプリはほとんどすでにインストールされた状態で出荷されています。
独自マーケットを採用しているため、自由に多くのアプリを使い回したいユーザーには向いていないかもしれません。
しかし、基本的にはインストールされたアプリを中心に使い、厳選された……ある意味安心して利用できるアプリのみを利用するのであれば、コストと質感のバランスにおいて満足感の高いタブレット端末と言えるでしょう。
OS | Android 2.3.3 |
CPU | Samsung S5PC210(1.2GHz、デュアルコア) |
システムメモリー | 1GB |
内蔵メモリー | 16GB |
バッテリー | 3820mAh |
サイズ/重量 | 118.8(W)×10.4(D)×199(H)mm/330g |
eden TAB Wi-Fi
メーカー:Mobile In Style
発売日:2月25日(予約は2月17日より開始)
実売価格:2万9800円
製品公式サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります