既報のとおり、オンキヨーから10.1インチのタブレットが発表されました。発表会では、ペン操作に対応したスレートPC、世界初(?)DLNA対応ワイヤレススピーカー、14インチノートPCも登場しました。
オンキヨーの“スレートパッド”『TA2C-A25T3H』。手書き文字認識システム『mazec』とデジタルノート『7notes』を採用したMetamoji社の入力システム『7notes with mazec for ONKYO』を搭載している点に注目。アンドロイドタブレットでは世界初のプリインストールということです。
10.1インチのスレートPC『TW』シリーズからは4モデルが発表。マルチタッチ操作に加えて、専用デジタイザーペンが付属します。ウィンドウズOSということで、細かいソフト操作をしたいとき、契約書などのデジタル署名、素手で作業できない現場などの状況では、タッチ操作よりペンが活躍する、ということです。
店頭販売専用モデル『TW2A-A25Z7CK』にはデジタイザーペンのほか、ブルートゥースキーボード、自立スタンドが可能な専用ケースが付属。
TW2A-A25Z7CK
●12月2日発売予定
●予想実売価格 6万円前後
<SPEC>
OS Windows 7 Home Premium 32ビット版
CPU Atom Z670
メモリー 2GB
SSD 32GB
ディスプレー 10.1インチ(1024×600ドット)
重量 約892g
付属のデジタイザーペンは黒軸で見た目は万年筆のような落ち着きがあります。実際の操作はダブルクリックのような操作をペンではワンタッチで行なうのでやや慣れが必要かもという印象。
14インチノート『R6A-BS25C7D』。DVDスーパーマルチドライブを搭載しながら、最薄部23.5ミリ、約1.9キロの薄型軽量ボディー。オンキヨーらしくDTSテクノロジー搭載など音へのこだわりも感じられます。
R6A-BS25C7D
●11月25日発売予定
●予想実売価格 10万円前後
<SPEC>
OS Windows 7 Home Premium 64ビット版
CPU Core i7-2670QM
メモリー 8GB
HDD 500GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
ディスプレー 14インチ(1366×768ドット)
重量 約1.9kg
アンドロイドタブレット、スレートPC、ノートPCと並んで、意外にもいちばんの注目はこちら、DLNA対応ワイヤレススピーカー『GX-W70HV』。
スピーカーがDLNA対応になると何が便利なのかというと、1階にあるPCの音楽データを2階からスマホで操作、ワイヤレスでスピーカーから再生するといった使い方ができます。デモでは、ひとつのPCからある曲を遠くのスピーカーで再生し、別の曲を近くのスピーカーでさらに再生、スマホで停止するといった操作がスムーズに行なわれました。Windows Media Playerなど既存のソフトで簡単に操作できるのも便利です。
背面。オンキヨー独自の高音質化技術『VL デジタルアンプ』を搭載し、ノイズの影響を排除しているところもポイント。
GX-W70HV
●12月3日発売予定
●予想実売価格 3万円前後
関連サイト:オンキヨー
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