ミラーレス機並みの大型撮像素子を搭載した注目の高級コンパクト機。気になるのは、その写りップリ!! そこで気になる画質をキヤノンのフラグシップ機『PowerShot G12』と、高感度・ボケ味を比較してみた。
『PowerShot G1 X』
●予想実売価格 7万5000円前後
●3月上旬発売
まずは『G12』と大きさを比較。
↑左が『G1 X』、右が『G12』。 |
↑上が『G1 X』、下が『G12』。 |
PowerShot G1 X | PowerShot G12 | |
撮像素子 | 1.5型CMOS | 1/1.7型CCD |
有効画素数 | 1430万画素 | 1000万画素 |
レンズ | 光学4倍,F2.8-5.8、35ミリ換算28-112mm | 光学5倍,F2.8-4.5、35ミリ換算28-140mm |
動画 | 1920×1080ドット、24fps、MOV | 1280×720ドット、24fps、MOV |
液晶 | 3インチバリアングル(約92.2万ドット) | 2.7インチバリアングル(約46.1万ドット) |
記録メディア | SDXCカード | SDXCカード |
サイズ/重量 | 116.7(W)×64.7(D)×80.5(H)mm/約534g | 112.1(W)×48.2(D)×76.2(H)mm/約401g |
続いて、画質を比較。まずは、大型撮像素子ならではの“ボケ味”から。
<G1 X>
↑望遠112ミリ相当、絞りF5.8で撮影。 |
<G12>
↑『G12』の作例。『G1 X』同等の画角と絞りで撮影。 |
次に、高感度撮影で比較。
<G1 X ISO3200>
↑『G1 X』のISO3200。 |
↑クリック拡大でほぼ100%のサイズで表示。『G1 X』ISO3200。 |
<G12 ISO3200>
↑『G12』のISO3200で撮影。 |
↑クリック拡大でほぼ100%のサイズで表示。『G12』ISO3200。 |
さらに『G1 X』の高感度を撮影してみた。
<G1 X ISO6400>
↑『G1 X』のISO6400。 |
↑クリック拡大でほぼ100%のサイズで表示。『G1 X』ISO6400。 |
<G1 X ISO12800>
↑『G1 X』のISO12800。 |
↑クリック拡大でほぼ100%のサイズで表示。『G1 X』ISO12800。 |
比較機の『PowerShot G12』も、キヤノンのもつ一眼の技術を総動員して作られた名機。だが、明らかに別格ともいえる実力の差が見られた。
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