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【海外大散財】ラスベガスは4000円格安スマホからNOKIAローエンドWP7端末までよりどりみどり!

2012年01月18日 12時00分更新

 今年も、ラスベガスで開催されたCES2012の取材に行ってきました。はたして現地ではどんなスマホに出会えたのか? そしてどんなスマホが買えたのか? さっそくのご報告です。

なにはともあれBestBuyへ突撃!
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 アメリカに行ったらまずはBestBuy。これ鉄則ですね。

 各キャリアのプリペイドスマートフォン、プリペイド携帯がまとめて売られているので海外からの渡航者でも手軽に購入できます。

 その様子は昨年3月にレポートしましたが、今回もBestBuyにはお安く買えるお手軽スマホがあれこれ売られていました。

ニューヨークでもスマートフォンが手軽に買えるぞ

1万円以下の格安スマホも増えているぞ
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 約1年前は100ドル前後のスマホがようやく1機種くらい出ていたのですが、今回訪問してみるとサムスンのスマートフォンの安いものは100ドルを切るお値段!

 またZTE製なら69ドルとスマートフォンの価格破壊が一気に進んでいます。もちろんスペックは、価格相応ですが、旅行者でもこの値段で買い切りでゲットできるのが格安プリペイドスマートフォンの魅力です。

スマートフォンが4000円だとぉ!?
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 そんなプリペイドスマートフォンを物色していたら、わずか49.99ドル(約4000円)を切る製品を発見。いくらなんでも安すぎるぞこれは!

 製品型番はM835。どんなブツかと思いきや、よーく見ると日本でもイー・モバイルから出ているPocket WiFi S(S31HW)そっくり。

 そう、ファーウェイのIDEOSのアメリカ版なんですね。MetroPCSはCDMA2000キャリアなのでこのIDEOSもSIMカードはありませんが、ネットでユーザー登録して料金を追加すれば利用できます。

MetroPCSのお店でもイチオシで販売中!
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 MetroPCSは準大手キャリアということもあり、回線は基本的にプリペイド契約。なので外国人でも簡単に利用登録ができます。

 ただし最近のアメリカは各社スマートフォン契約の料金がやや高めになっていて、MetroPCSも“国内通話とデータ通信使い放題”で50ドル/月になっています。

 すなわち今回買ったM835も利用するには本体49ドル+料金50ドル=99ドルが必要となります。

 まぁそれでも1万円以下で小型の“使い放題スマホ”を入手できるわけです。テザリング利用がNGなのが残念無念。

カラフルな電池カバーもゲット
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 ちなみにBestBuyとキャリアのお店では端末の品揃えや価格がちょっと違うことがあります。このM835もMetroPCSのお店で買えば値段は69ドル。だったらBestBuyで買ったほうがお得ですよね。

 ところがMetroPCSのお店ではカーチャージャーなどのおまけがあるのですが、交渉して19.99ドルの着せ替え電池カバーをつけてもらうことにしました。ちょいとレアなブツをゲットできてうれしいぞ。

OS4のハイエンドもファーウェイから!
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 これまでにも海外で格安で買えるスマートフォンを紹介してきましたが、今回のファーウェイの製品のようにいずれもスペックは低いものばかり。

 結局海外じゃ低スペックのものばっかりが売られているの? なんて思われてしまうかもしれません。もちろん契約回線向けにはハイエンド製品もあるのですが、プリペイド向けにもそんな製品が出てきそうですよ。

 CES2012で真っ先に発表されたファーウェイのAscend P1/P1 Sなどは、質感も機能もかなり進化しています。しかも400ドルくらいが予定されているってことで、プリペイドでSIMロックありならその半額も夢じゃないかも?

 ファーウェイがハイエンドにも力を入れてきたことで、海外旅行で現地購入できるスマートフォンのラインナップにも大きな変化が起きそうです。

ポラロイドのデジカメスマホの秘密
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 さてと、CES2012ではXperiaの新シリーズなど目の離せない製品が目白押しでした。またちょっと変わったスマートフォンもいくつか出展されていたようです。

 たとえばこの、ポラロイドが発表した『POLAROID SC1630 SMART CAMERA』は、なんでいきなりポラロイドからこんな製品が!? と思われる方が多いと思います。

 実はこれ、台湾のデジカメOEM/ODMメーカーとして業界では有名なAltek社が製造開発したもの。

モデル名のLeoがポイント
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 モデル名を見ると“Leo”とありますが、これはAltekのスマートフォンデジカメの開発名。すでに一部の国で同じ製品が販売されていますが、ポラロイドの製品はカメラ画素数がじゃっかん上がっており、またICSへのバージョンアップも予定されているそうです。

 いずれにせよ人とは違うスマートフォンがほしい人には目が離せない存在になるかも。

本格的な防水防塵スマホ!
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 CES2012の会場にはOEM系のメーカーもあちこちに出ていたのですが、そのなかで存在が光っていたのがTechFaithのこちらのスマートフォン、J2です。

 TechFaithは大手メーカー向けにも携帯電話やスマートフォンを製造するOEM/ODMメーカー大手。このJ2もおそらくどこかのメーカーブランドで販売されるのでしょう。

軍隊での採用も問題なし
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 防水防塵耐衝撃性はMIL-STD-810GとIP67の両規格に対応……ってこれ軍隊でも採用できるくらいの機能じゃないですか。

 実際にブースのデモでは床に落としたり水のなかでかき回したりしてましたが、問題なく動作していました。

 値段も説明員の人によると「かなり高いよ」とのことですが、いったいいくらくらいになるんでしょうね?

ノキアもスマートフォンで復活するぞ
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 CES2012で目立っていたメーカーのひとつがノキア。スマートフォンですっかり劣勢に回っていましたが、昨年冬にはヨーロッパやアジアでWindows Phoneを2機種発売。

 CES2012でもLTE対応のLumia 900が大々的に発表されました。Windows Phoneそのものがまだまだこれからという状況ですが、立て続けに製品を投入するノキアの勢いに期待したいところです。

T-Mobileでもノキアが発売開始
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 新製品ラッシュに沸いたCES2012。4日間の会期はあっという間でした。会期中にはT-MobileからもノキアのミッドレンジWindows Phone、Lumia 710が発売開始。

 ハイエンドのLumia 900に対しこちらは価格が手ごろなミッドレンジモデル。2年契約ならわずか49ドルで購入できます。

ノキアのWindows Phoneを購入して取材終了!
【海外散財取材】CES2012でスマホを見て聞いて触って買った!

 なお海外からの渡航者は契約はできませんが、単体でも定価なら購入できるということでLumia 710を思わずゲット! T-Mobileは1日3ドルでデータ通信使い放題なので次回の渡米時に使いまくろうと思っています。

 てなわけで充実したCES2012の取材も最後に大きなお買い物をして終了。さて、次は2月のバルセロナの展示会でまた散財しますかね!

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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